植物の効果・効能
ご覧いただきありがとうございます。 今回は、前回に引き続き「イチジク-2」についてのご案内です。 イチジクは中国の『本草網目』(生薬学の古典)にはすでに、「五痔(五種類の痔)を治す」と書かれているほど、古くからその効能が認められている果実で…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は、「イチジク」についてのご案内です。 生薬名は「無花果(むかか)」といいます。 イチジクはクワ科イチジク属の落葉木で、葉は大きな手のひら状で厚く、3~5裂になります。 6月頃になると、葉の付け根に花の…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は前回に引き続き「ザクロ」についてのご案内です。 花言葉は「優美」「愚かしさ」 〔木〕⇒「互いに思う」 〔花〕⇒「成熟した美しさ」 〔実〕⇒「結合」です。 古くから伝承されてきたザクロは、遠い昔(日本では,大…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は、「ザクロ」についてのご案内です。 生薬名は石榴皮(せきりゅうひ)といいます。 江戸時代の百科事典『和漢三才図会』には、果皮と樹皮は下血、下痢などに、根は駆虫剤として使用されていたと、書かれています。…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は「アロエ」についてご案内します。 生薬名は蘆薈(ロカイ)といいます。 アロエ属に属する植物の総称を蘆薈(ロカイ)といいます 。 アロエ属は世界に約200種類あります。 多年草の多肉植物で、とくに熱帯アフ…
ご覧いただきありがとうございます。 今回も、「柿 カキ」についてのご案内をします。 甘柿と渋柿を間違えてかじったことがある人がいるかも知れません。 渋い柿を食べると、渋が口の中にいつまでも残ります。 この渋さのもとである、タンニンが血管の透過性…
ご覧いただきありがとうございます。 今回も引き続き「柿 カキ」についてのご案内です。 カキについて何かの参考になれば幸いです。 カキは昔、信仰生活と深い関係がありました。 現在でも神への供物としてカキの実や、くし柿(干し柿を串に刺したもの)を供…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は「柿(カキ)についての知識」をご案内します。 カキの生薬名は「柿帝(してい)」といいます。 カキといえばオレンジ色の果実が思い浮かぶと思います。 カキには甘ガキと渋ガキがありますが、甘ガキはそのまま果…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は、前回に引き続き「フキ」についてのご案内をします。 フキの特徴は、本来は山地や野原に自生するキク科の多年草ですが、食用として広く栽培されています。 初春に、 地面から顔を出す幼芽(フキノトウ)は、フキ…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は、「フキ」についてのご案内です。 フキの生薬名は「蜂斗菜(ほうとさい)」といいます。 昔はお菓子類が貴重であったと聞いています。 そのお菓子を身近な植物で作ることが考えられたようです。 その一つがフキの…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は、前回に引き続き「ヘチマ その2」についてご案内します。 ヘチマの用途は、草履や靴の底敷、婦人帽の芯などの材料、および洗浄用としても利用されるが、若い果実は漬け物、揚物、またはしぎ焼きとして食べたり、…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は、「ヘチマ(糸瓜)の由来と栽培方法」についてご案内します。 ヘチマは漢名で糸瓜(しか)といいます。 【ヘチマの由来】中国には明の頃に、南方から伝わって来たといわれており、日本には江戸時代の初期には、既…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は、「キンミズヒキ」についてのご案内です。 漢字では「金水引」と書きます。 生薬名は龍牙草(りゅうげそう)といいます。 キンミズヒキは薬草です。 皆さんも既にご存知のとおり、薬草とは通称、薬用植物のことで…
ご覧いただきありがとうございます。 今回は、アシタバの「花言葉・特徴・効能と利用法・採集と保存法」についてご案内します。 漢名は鹹草(かんそう)といいます。 アシタバ(明日葉)の名は、成長が早く、摘み取ってもすぐ芽が出てくることから付きました…
ナズナには、興味深い風習があるようです。 それは、灌仏会(かんぶつえ)という儀式で、釈迦(しゃか)の誕生日、4月8日にもとづき、毎年この日を大乗仏教徒が釈迦誕生の立像を灌浴(かんよく)し祝うという風習です。 古来、灌仏会の作法はいろいろと伝…
クズは山野に自生するマメ科のつる性の多年草です。 クズの根は、お腹を壊しやすい人によく効くそうです。 漢方生薬としては、乾燥させたものが有名で、葛根(かっこん)と呼ばれています。 また、よく知られた葛根湯(かっこんとう)の主成分の一つでもあり…
みなさんもご存じの通り、クズはマメ科に属し「秋の七草」の一つです。 七草といえば、春の七草と秋の七草があります。 春の七草は7種の菜(な)を入れたかゆを食べ幸福と健康、長寿を祈るのに対し秋の七草は見て楽しむもののようです。 クズは日本全土の山…
みなさんはクズといえば何を思い浮かべますか? クズといえば、まず、クズ粉からできるくず餅やクズ切りを思い浮かべます。 クズはおもに奈良県、鳥取県、福岡県などに多く自生していたと聞いたことがあります。 このくず粉は秋の終わりから、初春にかけてと…
ホオノキは日本全土の、北海道から九州にかけて分布し、山中などに広く自生します。 欧米では庭木として鑑賞されるそうです。 日本では、街路樹やまた欧米と同様に庭木としても植えられます。 材は柔らかで、昔は刀のさやに使用されたそうです。 主な用途は…
今回もご覧いただきありがとうございます。 これまでは、数回に分け疲労回復についてご案内しましたが、今回はイカリソウという植物についてのご案内です。 植物にはそれぞれ色々な花言葉や効能・効果などがありますね。 興味のある方は、過去の記事に他の植…
今回もご覧頂きありがとうございます。 今回もクコの効能についてのご案内です。 「えっ!?まだ、クコの効能ってあるの?」と思っていらっしゃる方もいるかも知れませんが、 そうです!まだあるのです! 私も、始めクコの効能の多さを知った時は驚きました…
クコについて「その1」では、クコの花言葉、特徴、効能についてご案内しました。 まだご覧になっていない方で、クコについて知りたい方は、ぜひ「その1」もご覧になってください。 クコの効能はまだまだありますよ。 次にご案内します。 民間薬としてなじ…
クコの花言葉は「お互いに忘れよう」です。 生薬名は「枸杞葉 クコヨウ」「枸杞子 クコシ」「地骨皮 ジコツピ」です。 昔から漢方薬や民間薬に広く用いられています。 クコの果実の常用量9~15gで、煮物、炒め物、スープ、サラダ、薬用酒などに用います。 肝腎を…
ミツバアケビの花言葉は「才能」「唯一の恋」です。 生薬名は「木通 モクツウ」といいます。 ミツバアケビといってもアケビとは違う種類の植物で、アケビと果実が良く似ています。 アケビの仲間は、果実が成熟すると割れて中の果肉が見える様に口を開けます。 そ…
セリは「春の七草」の一つです。 生薬名は(水斳 スイキン)といいます。 花言葉は「清廉で高潔」「貧しくても高潔」です。 セリは七草粥にも用いられ、春を告げる野菜として親しまれている植物です。 葉には特有の香りがあり、浸し物、あえ物、鍋物、汁の実などに…
フジバカマの花言葉は「ためらい」「躊躇」「遅延」 「優しい思い出」「あの日を思い出す」です。 フジバカマの生薬名は「蘭草 ランソウ」といいます。 フジバカマは、関東より西にかけて生息します。 関東より北の地方では普段、見ることはないと思いますが、生…
ベニバナの花言葉は 「愛する力」「包容力」「几帳面」「情熱」「夢中」 「熱狂」「装い」です。 ベニバナは江戸時代から繁栄して来たといわれています。 そのベニバナは色々な利用法や効能があります。健康食品や漢方としても注目されています。 植物性の食…
ネムノキの花言葉は 「胸のときめき」「歓喜」「創造力」です。 ネムノキは日本各地の川辺などの荒地に多く自生し、野山に行く途中にも時々見かける事があります。 6~7月に枝先に房咲する花は雄しべが細長く美しく、夜になると葉が閉じて眠るという珍しい…
タンポポの花言葉は 「真心の愛」「愛の神託」「神のお告げ」「別離」 「思わせぶり」です。 タンポポの根を乾燥させた物(生薬名:〈蒲公英 ホコウエイ〉)は、漢方として利用されています。 「蒲公英湯 (ホコウエイトウ)」という漢方処方がありますが、これは蒲公英を主…
ナルコユリの花言葉は 「懐かしい音」「元気を出して」「あなたは為れない」「心の痛みを判る人」です。 ナルコユリの名の由来は、花の並んでいる姿が「鳴子」に似ている事から付きました。 鳴子とは、縄に板と竹筒を沢山結び付けてぶら下げ、揺れると音がす…