腎臓~働きを取り戻す!?元気になるために!こうしないとダメ!
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今回は「腎臓病の食事-1」についてのご案内です。
腎臓病とは、腎孟腎炎や腎炎などのように、腎孟や糸球体に炎症が起きたり、尿細管が侵蝕され腎臓の働きに異常が起こる病気です。
腎臓病は、まだ原因がはっきりと掴めていないようで、治療法もないようです。
しかし、腎臓病には食事療法がもっとも有効的といわれており、その食事方針に従うことによって、進行や悪化をある程度防止することができます。
ただ単に腎臓病といっても、その病型や症状によっても食事方針が異なるので注意が必要です。
ここでは、腎臓病の中でも食事療法を一番重要としている、慢性糸球体腎炎を主に記載しています。
食事療法は継続することが重要ですから、方針に従い無理のない食事をすることが大切です。
腎臓病の食事-1(慢性腎炎の食事のポイント-1)
食事療法は医師の指示に従って
古くからよくいわれることは、腎炎病の治療は食事が大切ということです。
腎臓病の食事療法といえば、「減塩、減タンパク」と昔からいわれています。
腎臓病は病型が多いことと、症状も色々と変わるので、それに伴って食事内容も変える必要があります。
患者の勝手な判断で食事制限をすると、回復が遅れたという例もあるので必ず医師の指示に従うようにしましょう。
腎臓病でも軽症の場合は、ほとんどが健康食と変わりません
慢性腎炎の場合は症状によって、3段階(Ⅰ度、Ⅱ度、Ⅲ度)の食事があります。
大まかにいえば、Ⅰ度食は重症時に、Ⅱ度食は中等症時、Ⅲ度食は軽症時の食事となります。
重症時のⅠ度の場合は、高カロリー、低タンパクで無塩食とかなり厳しいですが、軽症時のⅢ度の場合、塩分は健康人の約1/2と制限があるものの、一日の食品摂取量の面では健康人とほぼ変わりはありません。
慢性腎炎でも症状が安定している場合には、軽症時のⅢ度食となります。
しかし、症状も色々と変わるので、食事内容の詳細は必ず医師の指示に従うようにしましょう。
以上が「腎臓病の食事-1」についてでした。
腎臓病の予防や治療に少しでも参考になれば幸いです。
次回は「腎臓病の食事-2」についてご案内する予定です。