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アロエ(蘆薈)の効能・効果「急性胃炎」「便秘」「胃腸が弱い」など その1

ご覧いただきありがとうございます。

 

今回は「アロエ」についてご案内します。

 

生薬名は蘆薈ロカイ)といいます。
 

アロエ属に属する植物の総称を蘆薈ロカイ)といいます 。

 

アロエ属は世界に約200種類あります。

 

多年草多肉植物で、とくに熱帯アフリカ以南に多く、アフリカ原産のユリ科の熱帯植物です。

 

温室などで栽培されているものは観賞用および薬用に用いられます。

 

 

 アロエ

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特徴

アロエユリ科で、茎は成長が早く少し伸びると枝分れになり、緑色の剣状の葉は根または茎から多数生えて、葉の両縁には、硬くて鋭い歯牙状のトゲがある。

 

花は散状の花穂上または茎から出た総状につき、花被は筒形で黄赤色をなしており片が6個で、互いに基部がくっ付いているものもある。

 

雄しべは6個で雌しべは1個、成熟すると縦に開裂する。

 

アロエの語源はアラビア語のロエから来たものです。

 

蘆薈(ロエ)が、ロカイと読まれるようになった。

 

肉質の厚い葉にはアロエエモジンや苦味質アロインが含まれており、それを煮つめて薬品にする。

 

栽培されている主なものは、シャボンロカイやキダチロカイ、ヴァリエガタなどがあり、シャボンロカイは葉に白い、まだらがある。

 

キダチロカイは丈が高く葉が細かい。

 

ヴァリエガタは茎が短く、葉が長い三角形で横縞がある。

 

などの特徴があります。

 

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効能と利用法

アロエはエジプト王朝時代から薬として利用されていました。

 

切り傷や胃腸病などに良く効くことが分かり、民間薬としても人気があります。

 

緩下作用のある成分が便秘に効きます。

 

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効能1

急性胃炎便秘

 

利用法1

生の葉をすりおろした汁を大さじ2杯1日空腹時3回飲む。

 

または、

 

生の葉を細かく刻んで3gほど飲む。

 

 

効能2

胃腸が弱い

苦味成分が胃に効く。

 

利用法2

大さじ1杯を、食後30分に飲む。

 

胃が重い、食欲不振のときに有効です。

 

ただし、下痢しやすい人は多食は厳禁。

 

胃が重苦しい、食欲がないときに良く効きます。

 

ただし、胃腸が冷えて痛む人と下痢しやすい人は多食しないようにします。

 

 

採集

必要時に生の葉を摘み取って洗って使用する。

 

 

以上が「アロエ」についてでした。

 

参考になれば幸いです。

 

次回は「アロエ花言葉や効能など」についてご案内する予定です。