ヘチマ(糸瓜)の花言葉!効能「美肌」~ヘチマ水の効能・効果や取り方 その2
ご覧いただきありがとうございます。
今回は、前回に引き続き「ヘチマ その2」についてご案内します。
ヘチマの用途は、草履や靴の底敷、婦人帽の芯などの材料、および洗浄用としても利用されるが、若い果実は漬け物、揚物、またはしぎ焼きとして食べたり、ナタネ油の代わりに種子から取れた油を利用したり、ヘチマ水を採って、咳止めや利尿剤にまた化粧用水に利用するなど様々な用途があります。
収穫した果実を水に長く浸しておくと、果肉が発酵して容易に繊維と分離します。
その繊維を竿などに吊るして日干しにしたものをヘチマの皮と呼んでいます。
ヘチマ繊維の品質は、二番成りの方が一番成りより優れています。
ヘチマの皮は繊維がち密で柔らかく弾力に優れているものが良品とされます。
10アール当り3000個ほどのヘチマ繊維が収穫できます。
ヘチマ水は化粧水として肌に栄養を与え、滑らかにする効果があり、古く江戸時代の後期から利用されています。
ヘチマ水には糖分やタンパク質、ペクチンなどの含水炭素が微量に含まれており、それらが有効に作用していると考えられています。
花言葉は「悠々自適」「剽軽(ひょうきん)な」です。
ヘチマ
特徴
熱帯アジアが原産で、江戸時代に日本に伝来したつる性一年草の雌雄同株( しゆうどうしゅ)です。
(雌雄同株:一家花とも言って、雌花と雄花とが同一の個体に生じるものをいう)
8~9月頃、総状の雄花と黄色い1個の雌花を日中に咲かせ、その後、長さ30~60cmの果実がみのります。
ヘチマの花
効能1
あかぎれ、肌あれ、ひび、美肌、肌の手入れ
利用法1
化粧水
ヘチマ水100mlに対して、アルコール4mlまたは、ホウ酸0.5gの割合で混ぜる。
この化粧水は、直射日光に当たった直後に付ければ、日焼け跡が残りにくくなります。
また、日光の強い夏や屋外で過ごすときに有効な化粧水です。
ヘチマ水の採集法1
ヘチマを秋に地上約40~100cmくらいのところで切り、切り口を瓶の中に入れてヘチマ水を取ります。
効能2
せき、痰、利尿
利用法2
生の果実を輪切りにして、煮て出た汁を飲用する。
保存法
2リットルのヘチマ水に対して、アルコール80mlまたは、ホウ酸10gを入れます。
以上が「ヘチマ その2」についてのご案内でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。