ネムノキ(合歓 ゴウカン)の花言葉は?効能は?
「胸のときめき」「歓喜」「創造力」です。
ネムノキは日本各地の川辺などの荒地に多く自生し、野山に行く途中にも時々見かける事があります。
6~7月に枝先に房咲する花は雄しべが細長く美しく、夜になると葉が閉じて眠るという珍しい1年草の植物です。
秋には長く扁平な果実が裂けて種子が散ります。
原産地は日本および台湾です。
ネムノキは薬草として利用できますので、次にその効能と利用法をご案内します。
ネムノキ
ネムノキとは
日本の山野に普通に自生するマメ科の落葉高木です。
本州以南から、南アジアに広く分布します。
葉は細かく2回羽状に複生し、夏季の日暮れ前に淡紅色の長い花糸をはけ状に立てた頭状花穂を付けます。
葉は長さ約20~30cmで、夜間は葉の表面を合わせる睡眠運動を行い、下垂して眠るので「ネムノキ」の名があります。
小葉は長さ約10~15mm、幅は約3~4mmで、枝頂に有柄の頭状花穂上に約20個集まって着き、小形無柄で、雄ずいの花糸は長さ35~40mmで花外に長く立っています。
秋季に長さ約10cm、幅約18mmくらいの平らな豆ざやを結びます。
樹皮はタンニンを含み、これを乾燥した物を漢方でゴウカンヒ(合歓皮)といい薬用にします。
効能1
打撲
利用法1
葉と小枝50gを、水300mlでドロドロになるまで煎じ、冷めてからガーゼなどに塗り、患部に貼る。
効能2
水虫・手の荒れ
利用法2
葉と小枝40~50gに焼き塩5gを加え、水1リットルで半分の量になるまで煎じ、冷めてからこの液で洗う。
採集
春から秋にかけて葉と小枝を採取します。
保存法
葉と小枝を日干しにして良く乾燥させて保存します。
以上がネムノキのご案内でした。
皆さんも時々ネムノキを見かけることがあると思います。
自宅の土地などの身近な所(承諾が必要です)にネムノキがあれば葉や小枝を採取し利用してみましょう。
また、上記の症状にお悩みの方はぜひ活用してくださいね。