イカリソウ(淫羊藿)の花言葉と効能・効果
今回もご覧いただきありがとうございます。
これまでは、数回に分け疲労回復についてご案内しましたが、今回はイカリソウという植物についてのご案内です。
植物にはそれぞれ色々な花言葉や効能・効果などがありますね。
興味のある方は、過去の記事に他の植物についてのご案内をしていますので、ご覧いただけたら嬉しいです。
イカリソウの名は、花が錨(いかり)に似ていることから付きました。
生薬名は淫羊藿(いんようかく)といいます。
名前から連想されるように、強精作用があるとして愛用されています。
元気を出したい人はぜひ活用してはいかがでしょうか?
煎剤またはお酒に入れて用います。
中国でも生薬とされホザキノイカリソウと呼ばれています。
花言葉は「君を離さない」「人生の出発」「あなたをつかまえる」「あなたを捕らえる」です。
イカリソウ
イカリソウとは
早春に花茎の頂に、数個の紅紫色でいかり状の花を咲かせる、メギ科の多年草です。
日本列島の東北地方以南で太平洋側の山林、山地、丘陵などの林下の隠地に自生し、花茎の高さは約30cmです。
根生葉は2回3出の複葉で、小葉はゆがんだ卵形で、長い柄があり、縁には剃毛のきょ歯があります。
4月~5月頃に、総状花序に径約3cmの花をつけます。
普通は紅紫色ですが白花もあります。
白花の花弁は丸く4片で、長い距があります。
距は長さ約2cmになり、前方に弓形に曲がります。
葉を乾かしたものは淫羊藿(いんようかく)といい強壮強精薬に用いられ、お酒に漬けて強壮薬とし、少量ずつ飲用します。
花が可愛いので、鉢植えや庭に植えて鑑賞されます。
類似の種に、バイカイカリソウ、ホザキイカリソウなどがあります。
主成分
イカリイン
効能1
茎葉から抽出された成分は、強壮・強精作用があり、動物の精液を増量させる効果があることが実証されています。
利用法1
広口瓶に入れたホワイトリカー1.8リットルに、細かく刻んだ生のイカリソウ80g
とグラニュー糖30gを入れ密封し寝かせます。
その後2~4ヵ月経ってから絞ります。
1回に2回服用します。
利用法2
日干しや陰干しで乾燥させたイカリソウの茎と葉5~10gを、水600mlで半分の量になるまで煎じて濾(こ)したものを、1日3回に分けて飲む方法もあります。
採集
夏に茎葉を刈り取ります。
保存法
日干しや陰干しにして、よく乾燥させます。
これらを飲んで元気になりましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。