ナルコユリ(黄精 オウセイ)の花言葉は?効能は?
「懐かしい音」「元気を出して」「あなたは為れない」「心の痛みを判る人」です。
ナルコユリの名の由来は、花の並んでいる姿が「鳴子」に似ている事から付きました。
鳴子とは、縄に板と竹筒を沢山結び付けてぶら下げ、揺れると音がする道具の事で、田畑を荒らす害鳥を追い払う目的や、侵入した人や動物を知らせるという目的があります。
私は、山に登る時がありますが、ナルコユリを目にする事があります。
花が付いている姿はとても可愛いなと思います。
ナルコユリの葉は、笹やユリの葉に似ていますが、体力の維持・向上に効果があり、薬草として利用できる植物です。
効能や利用法については次にご紹介します。
ぜひ、活用して下さい。
ナルコユリ
ナルコユリとは
日本(原産地は主に福島、福井、新潟)の低い山地林内に自生し、ややユリに似た茎と葉とがあるユリ科の多年草です。
根茎は太く、横に伏して分岐し、節があります。
茎は丸く、高さ約50~80cmで、上方は斜上し、上半分に2列に10個程の葉を着けます。
葉はややユリの葉に似ており披針形で、時に中心に帯白色の縦帯があります。
花は筒形で白く、5月~6月頃に葉腋(ようえき)に1~5個ずつ下垂して付き、上端は緑色を帯び、花被片は6個ですが上端を除いては完全に合着します。
和名の「ナルコユリ」はその下垂する花に基づいており、また漢方では、根茎を乾燥させた物を生薬名でオウセイ(黄精)といい薬用にされます。
効能
滋養・強壮
利用法
黄精200gにホワイトリカー1.8リットルを注ぎ、6ヵ月後に絞って黄精酒にする。
1回に20ml、1日3回を限度にする。
細かく刻んだ物4gを煎じて飲用しても良い。
採集
茎や葉の枯れた秋~冬に根茎を掘り取ります。
保存法
ひげ根をむしって水洗いし、日干しにし、粗く刻みビニール袋に乾燥剤を入れ保存します。
以上がナルコユリについてのご案内でした。
山野に自生していますので機会がありましたら、利用したいですね。