おなかをこわしやすい子供には、これらを食べさせてみては!
子供の健康は、排便の形状や臭いで、その状態がわかるといわれています。
便がいつもより形状はどうか、下痢はないか、臭いはどうかなどが、健康状態を知るうえで目安となります。
しかし、赤ちゃんの場合、食べものが少し変わっただけでも、便がゆるくなることもあります。
便がいつもよりゆるくても、赤ちゃんがご機嫌で、食欲があるときは様子をみます。
症状が気になる場合は、民間療法で様子をみてはいかがでしょう。
子供の場合、かぜやインフルエンザなどのウイルス感染による、吐き下しや下痢などの胃腸障害を、起こすことが多いようです。
このような場合は病院へ。
ウメは殺菌力がある
ウメはおなかをこわしたときにもいい食べものです。
子供が吐き下しや下痢をしたときは、梅肉エキスを熱湯でうすめて飲ませるか、お粥に梅干しを入れて食べさせてみましょう。
クズは臭いの強い下痢に
クズ
クズの根は、熱を取ってくれる効果があるとされています。
かぜで発熱して下痢を伴う場合は、熱湯で溶いたクズ粉を、食べさせるとよいといわれています。
漢方薬としては、葛根湯(かっこんとう)の主成分の一つとしても、よく知られています。
漢方では、下痢の場合は、胃腸に熱があるか、あるいは冷えがある、と考えられています。
胃腸に熱があるときの下痢は、臭いが強いのが特徴とされています。
熱がなくても下痢のときは、クズ粉が有効です。
その利用法は、水1カップにクズ粉大さじ1を加えて、溶いて火にかけます。
よくかき混ぜながら透明になるまで加熱します。
甘みを加えると、効果が弱まるといわれているので、このまま食べるか、もしくは、梅肉エキスを少々加えて食べさせます。
ショウガは、吐きけがあるときや、おなかが冷えたときの下痢に
ショウガには、胃腸を温める作用がある
ショウガは、おなかが冷えたときの下痢に、よく効くとされています。
利用法は、モチゴメ9gに乾燥させたショウガ3gを加えて、おもゆ(重湯)を作ります。
これを飲ませるといいでしょう。
また、ショウガには、吐きけ止めの効果があるとされているので、嘔吐のときは、水にショウガの絞り汁小さじ1を加えて、飲ませてみましょう。
ツボ療法の場合には、ショウガの薄切りをおへその上にのせて、行うと効果があるといわれています。
以上です。
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