口臭が気になる人に!~おすすめ!
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今回は「口臭にはこれがよい」のご案内です。
他人には口臭を感じないのに、口臭があると自分が勝手に思い込んでいる人を自臭症といいます。
口臭を気にしすぎる人が、なりやすいため神経性口臭ともいわれています。
また、口臭の原因には、口のなかにあるものと、口のなか以外にあるものがあります。
・口のなかが原因で口臭が起こるものには、虫歯、口内炎、歯槽膿漏などです。
・口のなか以外に原因があるものには、慢性副鼻腔炎などの鼻の病気、慢性胃炎、慢性鼻炎、胃ガンなどの消化器の病気、気管支炎などの呼吸器の病気、糖尿病などがあります。
次にあげる療法は、食べものによる口臭、空腹時の口臭、起床時の口臭、タバコによる口臭などの場合です。
茶
お茶を飲む・生の葉をかむ
茶の原産地は中国で、日本には平安時代の初期に伝来しました。
茶の葉は、江戸時代までは薬として用いたといわれています。
刺激の強いタマネギやニンニクなどの、臭いの強いものを食べたり、タバコの吸いすぎ、起床時などによる口臭には茶の葉は有効です。
茶の葉に含まれるおもな成分は、タンニン、カフェイン、ビタミン類などです。
タンニンには、胃腸の収れん作用や抗菌作用があり、消化を促進させます。
また、茶の香りは、臭いの強いものを食べたときの口臭を消してくれますので、食事のあとにお茶を飲むとよいでしょう。
生の茶葉があればこれを少しづつかむのもいい方法です。
お寿司屋で必ず熱いお茶が出るのは、口のなかに残る魚脂を溶かして、口のなかの臭いを消すためといわれています。
また、次に食べるものを美味しくするため、ともいわれています。
昔、中国の「神農本草経」という薬物学の書物には、
「茶は腸胃を洗滌するので、食が自然に消化されるのである」
と記されています。
このように、胃腸の具合が悪いために起こる口臭には、お茶は最適な飲みものというわけです。
ザクロ
口臭を消すさわやかな酸味
ザクロは落葉高木で、原産地は東南アジアといわれ、日本には、古く伝来し栽培されています。
梅雨時に鮮紅色の花をつけ、実は10月ごろ、黄赤色に熟して不規則に裂け、多数の赤い半透明の種子があらわれます。
種子は酸味がありジュースにして飲む、あるいは、そのまま食べるか果実酒にします。
江戸時代の「和漢三才図会」という百科事典には、果皮と樹皮は下血や下痢に、根は駆虫剤に使用されていたと書かれています。
現在では、民間薬として、実、果皮、花、葉、枝の皮、根の皮などすべて使用されています。
口臭を消してくれるのは果実の部分で、根の皮は駆虫剤、花は乳腺炎、果皮はせき止めの薬として使われています。
果実を煎じる
水600mlに果実1個をまるごと入れ、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁でうがいを一日数回します。
種子を絞って飲む
種子は酸味があるので、砂糖を少量加えて水で薄めて飲みます。
清涼飲料になり美味しくいただけます。
口臭の気になる人におすすめです。
以上が「口臭にはこれがよい」でした。
少しでもお役にたてば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。