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キンカンの甘煮!作り方!~せき・のどに効く民間療法!

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ご覧いただきありがとうございます。

今回は「せき・のどに効く民間療法3-キンカン」のご案内です。

キンカンは、中国原産で小低木のミカン科、カンキツ類のキンカン属に属します。

日本では長キンカン、丸キンカンの両種が栽培されています。

このキンカンは、昔からのどに効く民間療法、せき止めの妙薬として用いられています。

キンカンには、痰を切り炎症を抑える作用があるので、喉の痛みやせきを鎮めるのに有効です。

ここで、せき・のどに効くキンカンの甘煮をご紹介します。

 

 

せき・のどに効く民間療法-3

キンカン

キンカンの甘煮

キンカンは、以前にはミカンと同種と考えられていましたが、皮のほうが実より味もよく、葉には精油分が含まれており、ミカンとは葉脈も異なっていることから、ミカン属から分離して、今ではキンカン属に属しています。

果皮には、ペントザン、ガラクタン、フラボノイドなどの成分が含まれており、果肉だけを食べるのではなく、薬用として、皮ごと砂糖煮や砂糖漬けにして、利用されています。

11月から3月ぐらいにかけて、店舗に置かれているものは、砂糖キンカンといい、甘みがあり生のまま食べてもよいですが、時期はずれの場合には、甘煮にしておくとよいでしょう。

冷暗所で保存すると3カ月ほどもちますから、お茶うけや正月料理にも利用できます。

また、煮汁に熱湯を注いで飲めば、ストレスが原因で起こる胃痛、カゼの予防やせきなどにも効果があります。

のどがいがらっぽいときには、一日2~3個食べるとよいでしょう。

甘煮にする果実は、よく熟したものであればどの種類でもよく、種類にこだわる必要はありません。

 

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キンカンの甘煮の作り方

材料:キンカン300g、砂糖300g

①12月~3月に果実を採取する。

キンカンを洗い切り目を縦に入れる。

②水150mlを沸騰させ、キンカンを3分ほどゆでる。

キンカンを味見して、苦みが強いようであれば、苦みを和らげるために、1~2回ほどゆで直す。

④竹ぐしなどで、キンカンの切り目から種を抜く。

キンカンと同量の砂糖を加えて、じっくりと弱火で煮詰め、ほどほどに水気がなくなったら、火を止める。

⑥ビンに詰める。

 

以上が「せき・のどに効く民間療法ーキンカンの甘煮」についてでした。

少しでも参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。