食あたり!~吐かせることが第一!
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「食あたり」のご案内です。
食あたりは食中毒ともいわれ、その多くは細菌に汚染された食品を食べたために起こるものです。
そのほかにも、毒キノコなどの有毒植物やフグの毒といった、食材が原因のものや有害化学物質によって起こるものもあります。
主な症状としては、腹痛、下痢、吐きけ、嘔吐、発熱などです。
同じ食品を食べた人に、同じような症状があらわれた場合は食あたりの可能性があります。
食あたりが起こったら
なるべく早く吐かせて、胃のなかを空にします。
食後10時間以上たっている場合は、吐かせてもむだなので病院へ。
また、フグ中毒の場合にもすぐ吐かせて、一刻も早く病院へ行きましょう。
医師の診察を受けるときには、食べ残したものや吐いたものがあれば、ビニール袋などに入れて持参します。
吐き下し(嘔吐下痢症)によく効く
ウメ
食があたって吐き下しをするときには、ウメ干しが効きます。
ウメには強い抗菌力があるので、食あたりには最適の食品なのです。
梅干しを煎じる
水600mlに梅干し1個を入れて、1/2量になるまで煎じます。
この煎じた汁を飲むと吐き下しの症状によく効きます。
食あたりの予防になる
ショウガ
ショウガには、優れた殺菌力があるので、食あたりを予防してくれる効果があります。
絞り汁を飲む
食あたりを予防したいときや食欲がないときには、ショウガの絞り汁をさかずき1杯飲むと効果があります。
ショウガと半夏(はんげ)を煎じる
吐きけが止まらない場合は、水600mlにショウガ5gと半夏5gを入れて、1/2量になるまで煎じます。
これを一日分3回に分けて飲むとよく効きます。
※半夏は漢方専門薬局で売られています。
(漢方生薬の半夏:サトイモ科のカラスビシャクの塊茎を乾燥したもの)
以上が「食あたり」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。