つかれ目!~その症状に効く漢方&食品!
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今回は「つかれ目」のご案内です。
つかれ目は眼精疲労ともいいます。
つかれ目の原因としては、老眼や斜視などで目の調節機能が弱まっているとき、めがねの度が合っていないときなどには目が疲れます。
目はとくに異常がみられないときでも、疲労があるときは、目を少し使っただけでも疲れます。
また、更年期障害、糖尿病、脳の障害、頸椎異常などが原因の場合もあります。
充血する、目が痛い、目がかすむ、まぶしい、涙が出るといった目の症状ばかりでなく、同時に頭痛、肩こり、めまい、胃のもたれ、吐きけなどの症状を伴うことも少なくありません。
つかれ目に効く
かすみ目にキク(菊花)
漢方ではキクの花を菊花といいます。
菊花には鎮静作用があり、目の病気や頭痛、めまいなどの症状によく用いられています。
利用法は、水600mlに生の菊の花50g、または、乾燥菊花10gを入れ、半量になるまで煎じる。
この煎じ汁を一日3回に分けて服用する。
眼精疲労とともに頭痛のあるとき、特に高齢者のかすみ目に有効です。
クコの葉や根を煎じる
クコは、昔から漢方薬や民間薬として広く用いられており、目の充血にもよく効きます。
葉の利用法は、水600mlにクコの生葉50g、または、乾燥葉10gを入れ、半量になるまで煎じる。煎じ汁で目を洗う。
根の利用法は、水600mlに生根をよく洗って、すりつぶしたもの20gを入れ、半量になるまで煎じる。煎じ汁で目を洗う。
目の疲れやすい人にはニンジンを
ニンジンには、ビタミンAのもととなるカロチンが多く含まれており、角膜乾燥症や夜盲症に効果的といわれています。
目の乾燥しがちな人や目の疲れやすい人は、平生からニンジンを多くとるように心がけましょう。
ヤツメウナギ
昔からヤツメウナギは、夜盲症に効くといわれているように、疲れ目にも有効な食べものです。
目が疲れているときには、ヤツメウナギは、かば焼きがおすすめですが、ヤツメウナギが手に入りにくいときは、漢方薬局にヤツメウナギの黒焼きの粉末があります。
これを一日3回、一回3gを服用すると効果があります。
以上が「つかれ目」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。