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ウツボグサの効能とは!?生薬として使用される!その特徴とは!?

ウツボグサで思い出される事といえば、昔、田んぼのあぜ道にウツボグサが咲いているのを見つけ、花の蜜を吸った事がある事です。

少し甘く感じたのを覚えています。

ウツボグサは地方により別名「すいすいばな」や「ちっちぼ」などという名で呼ばれていた様です。

ウツボグサの栽培は比較的簡単で、少し湿った排水の良い肥えた土地に栽培すると良く生育します。

群生し、花茎が群がって生えるので、花壇にも合いますが、花は咲いた後にすぐ枯れてしまいます。

ウツボグサは煎じて飲むと味は、ちょっと苦味があり、漢方として利用されています。

 

それらの効能をご紹介します。

 

 

ウツボグサ

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ウツボグサとは

原産地は日本各地で、日当たりの良い路傍や山地、野原などに良く見られるシソ科の多年草です。

白色の荒い毛が全体にあります。

茎(草丈)は高さ約15~30cmです。

葉は卵状楕円形で柄と荒い毛があり、数体対生します。

初夏の6~7月頃に茎の先に紫色の穂状の花を開きます。

この花穂は花が終わると夏には枯れて黒くなるのでカコソウ(夏枯草)の名もあります。

花穂が弓の矢を入れる靭(うつぼ)に似ている所から、ウツボグサの名は来ています。

主に北半球の温帯に自生します。

 

主成分

カリウム

 

効能1

利尿薬として、膀胱炎腎臓炎に使用する

 

利用法1

ウツボグサ10gを水600mlに入れ、3分の2の量になるまで煎じてこす。

1日3回に分け空腹時に飲用する。

 

f:id:w-yakyuuboy:20160823150812j:plain                              中央:ウツボグサ

 

効能2

扁桃口内炎

 

利用法2

ウツボグサ3~5gを水300mlに入れ、3分の2の量になるまで煎じる。

その汁でうがいをする。

 

効能3

結膜炎

 

利用法3

ウツボグサ5gを水200mlに入れ煎じる。

沸騰したら火を止めて、上澄み液を冷ました後洗眼する。

 

採集

花穂が褐色になりかけた頃に採集します。

 

保存法

日干しにして、良く乾燥させ保存します。

 

以上がウツボグサについてでした。

上記の効能を確認し、ぜひ有効活用したいですね。