「眠れない」これで解消!~気を付けたいこととは!
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今回は前回に引き続き「眠れない-2」のご案内です。
不眠の際は朝の目覚めもスッキリせず、疲れも取れず気分も憂うつになりますね。
梅肉エキス
ウメは、強度のアルカリ性食品であり、体液が酸性になるのを防ぐとともに、ウメに含まれる豊富なマンガンやクエン酸が、精神の緊張を解きほぐしてくれます。
梅肉エキス2~3gをそのまま舐めるか、ハチミツを適当に加え、湯で薄めて飲んでみてください。
頑なな不眠症が解消されます。
花の最盛期である8~9月ごろに葉をつみ、水で洗い陰干しにして乾燥させます。
この乾燥葉を手でもみ小さく砕いたもの、0.5~1gを茶こしに入れ、熱湯を注ぎ温かいうちに、就寝前に服用します。
または、日本酒おちょうし1本分を小なべに入れ、アオジソの乾燥葉0.5~1gを入れて、弱火で加熱したら濾して就寝前に飲みます。
アルコールと相乗効果があり不眠症に効きます。
眠れない-2
眠れないときは
①眠るために最も大切なことは、心身共に安らかな状態になることです。
今日のストレスは、その日のうちに解消しましょう。
②食べ過ぎで胃腸がもたれる場合も、空腹すぎる場合や食べ過ぎた場合も、眠りの妨げとなります。
23時過ぎに食事をとるのは控えましょう。
また空腹すぎて寝つけない場合には、温かいミルクを飲むのもよいでしょう。
③お酒をほろ酔い気分になる一歩手前くらいの量を、就寝30分くらい前に、飲むのがよいでしょう。
④就寝前の30分~60分くらいの間に、ぬるめの風呂にゆったりと浸かることも有効です。
⑤一日や二日眠らなくても死ぬことはない、というくらいのゆっくりした気持ちで構えることです。
眠れないからといって、眠ろうと焦るのは、かえって逆効果となります。
しかし、1週間も2週間も不眠が続く場合には、うつ病も考えられるので、直ちに精神神経科か心療内科の医師に相談しましょう。
以上が「眠れない」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
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不眠は苦痛~解消できた!このような方法もある!
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今回は「眠れない」のご案内です。
寒いときには、足湯も温かく気持ちよいですね。
その足湯も不眠症に効果があります。
タライやバケツに温湯を10cmほど入れて両足を浸し、そこへ徐々に熱湯を、我慢できる程度に注ぎ入れて熱くします。
10~20分間浸し続けて、足が真っ赤になってきたら湯から出して、乾いたタオルで濡れた足をよく拭きます。
これを就寝前に行うとよく眠れます。
このほかにも、就寝前の約3分間竹踏みをして、足の裏の土踏まずを刺激するのも有効です。
眠れない
病気の見分け方
不眠を訴える人はけっこう多いといわれています。
しかし、必ずしも本当の不眠症かといえばそうでもありません。
不眠を訴える人の中には、ストレスが増大し蓄積している場合や、体の不快な症状で、心身のやすらかな状態を奪っている、ために安眠を妨げているのでしょう。
不眠ノイローゼ
一種の不眠恐怖症といって、実際にはかなり眠っているにもかかわらず、本人は”ほとんど眠ってない”と思っている場合が多いようです。
これは”眠り”を意識するあまり、不安に駆られているからです。
このように本人の強い苦痛を感じるものに、不眠ノイローゼがあります。
不眠ノイローゼの場合には、一般的に入眠障害といって寝つきがきわめて悪くなり、目覚め時の気分も不快となって、強度の睡眠不足を感じます。
これが実際にこうじてくると、熟眠障害の特徴ともいえる、「睡眠が浅く度々目を覚ます」というようになって、”一睡もできなかった”と訴えます。
これが毎日のように起こり、自分ではどうにもならない場合には、精神神経科で受診をしましょう。
本当の不眠症
精神分裂病やうつ病などの人の場合には、禁断症状の一つとして不眠が起こります。
高齢者の場合には、脳動脈硬化によって起こる場合も多くあり、増加しつつあるので
十分な注意が必要です。
また早朝3時か4時には目が覚めてしまい、それ以後どうしても眠れず、気分の優れない場合には、うつ病の可能性があります。
ほとんど眠れなかったにもかかわらず、本人は全く気にとめず、通常にない言動がみられる場合には、躁病(そうびょう)や精神分裂病の疑いがあります。
これらの薬物依存症や精神病の場合は、専門医による治療以外にありません。
以上が「眠れない」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
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発熱したらこのように処置する!これで治った!
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今回は前回に引き続き「熱が出る-3」のご案内です。
熱のはかり方は、体温計が35.5度以下(水銀部)に下がっているのを確認してから、脇の下や口腔に入れてはかります。
脇の下の場合は水銀部を脇の下の奥に、口腔の場合は水銀部を舌の下へ入れます。
体が汗で濡れている場合はよく拭いて、運動直後や入浴直後は避けましょう。
測定時間は3分計でも1分計でも、10分くらいとします。
熱が出る
熱が出たときの処置
4.栄養補給を十分に
重湯、くず湯、スープ、クリーム、卵黄、牛乳、果汁、ゼリーなどは消化のよい食品ですがこれだけでは、エネルギーの必要量が満たせないので、少量でもエネルギー源となる、肉、魚などのタンパク質を加えるようにします。
食欲がでないときには、少量で栄養価の高いバターや生クリームなどを、飲み物に入れたり、冷ややっこや刺身などの冷たいものにするとあっさりして食が進みます。
季節物の野菜や果物などで、ビタミン類を補給することも重要です。
5.熱いと思ったら水枕や氷囊を
頭を冷やすと鎮静作用が働き、気持ちが良くなります。
また頭痛がするときにも、頭の血管を収縮させて、痛みが和らぎます。
しかし、首や肩は冷やさないよう注意が必要です。
6.汗をかいたら熱い湯でふく
高熱のあと多量の汗をかくことがあります。
その際は部屋を温かくし、体を手早く拭くことが必要です。
できれば最初に熱いお湯で絞ったタオルで拭き、次に乾いたタオルで拭くとさっぱりします。
そのあと清潔な肌着に着替えます。
また多量の汗が出るときには、胸、背中、わき、太ももの内側などに直接肌にタオルを当てて、タオルだけを交換すれば簡単でしかも疲れません。
7.口の中はいつも清潔に
食後のうがいや、就床前の歯みがきは忘れないようにします。
また口の中の細菌が繁殖しないように、たびたびうがいをします。
8.便秘の解消
便秘は発熱を促進するので、便秘にならないようにしましょう。
以上が「熱が出る-3」についてでした。
参考になれば幸いです。
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熱が出た!いつからどのようにして!こうすればよい!
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今回は前回に引き続き「熱が出る-2」のご案内です。
一般に体温は、大人で脇の下で36度前後、子供では37度前後が適温といわれています。
しかし、体温には個人差があるので、普段から自分の正常な体温を知っておくことが大切です。
また体温は年をとるにつれて、低くなる傾向があります。
体温計の種類には、3分計、1分計、30秒計、婦人体温計などがありますが、家庭で用いるものは、3分計か1分計が適しています。
熱が出る-2
観察のポイント
1.いつからどのように発熱したか
急に発熱したか、いつから発熱しているか。
日数とともに熱が高くなる、熱のない日もあったなど、熱の温度変化の状況はどうか。
2.熱はどのくらいか
熱がありそうだと思ったら、一日少なくとも朝夕2回は体温をはかり、熱の高さの状況や熱の出方などを確かめて、その旨を医師に報告すると、診断におおいに役立ちます。
3.発熱のほかに自覚症状があるか
頭痛、腹痛、震えや悪寒、発汗、関節の痛み、呼吸困難、食欲不振、ケイレン、排便の異常排尿困難、などの症状はないか。
4.そのほかの観察ポイント
生活環境の大きな変化はなかったか。
大きな病気をしたことはないか。
薬によるアレルギーはないか。
熱が出たときには安静に
震えや寒気があれば、湯たんぽなどを入れ温かくして休ませる。
1.安静に、あたたかくして休ませる
寒気やふるえがあれば、湯たんぽなどを入れます。
2.発熱以外の症状を細かく観察する
呼吸の状態、食欲の有無、脈拍、めまい、発疹、体の痛みのほか、皮膚の乾きや弾力性、尿や便の状態などを細かく観察して、二つ以上その症状があれば、直ちに医師に連絡しましょう。
3.水分補給は十分に
熱が高くなると、その熱を下げようとするために、体中の水分が使われ、水分が不足がちになります。
これによって体の働きが悪くなります。
したがって薄いお茶、ぬるま湯、牛乳、果汁など病人の好みに合わせて飲みます。
寒気のするときは、温かい飲み物を飲むとよいでしょう。
以上が「熱が出る-2」についてでした。
参考になれば幸いです。
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発熱する体の仕組みとは?そのとき体は?
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今回は「熱が出る」のご案内です。
一般に熱があるといわれるのは、体温が37度を超す場合です。
しかし、健康な人でも、正しく体温を測定してみると、ときとして37~37.3度ぐらいの人が、4割もいるといわれています。
熱が出ているときの体の状態から心配な熱か、そうでない熱かを判断することが必要です。
熱が出る
発熱と解熱の仕組み
ウイルスの感染など、熱が出る原因があると、体温を調節する部分(大脳の一部である視床下部)の機能が異常となります。
そのため皮膚の色は青ざめ鳥肌ができて、表面の血管は縮まります。
また体の筋線維(きんせんい)1本1本が収縮します。
この状態が、寒気がする状態です。
このような状態になると、体内で熱が積極的につくられ、熱が体外へ逃げないように調節しようと、血液の温度が徐々に上がっていきます。
そして、ついに体温を調節する部分が正常となったときに、寒けも無くなり、熱はまだ高いのに気持ちがよい、という状態になります。
以上が発熱の仕組みです。
このように体温を上昇させる原因が無くなると、体温調節部が調節する温度のレベルは急に下がり、正常値まで回復してきます。
このときはまだ血液の温度が高くて、体温調節部は、調節すべき適正温度よりも高い温度になってしまいます。
そこで体温調節部は、熱を下げるようにと、体に対して命令するのです。
この結果、皮膚の表面の血管が開いて、顔色も良くなり、皮膚直下の汗腺が活動して汗が出て、この汗の蒸発によって、熱は体外へ逃げてゆき、体温が急速に下がるわけです。
これが解熱の仕組みです。
以上から、発熱だからといって、冷やすばかりが能ではないことが分かります。
発熱していても寒気がするときはむしろ温めるほうが良く、熱があり熱いと訴える場合に限り、冷やすのが良いのです。
以上が「熱が出る」についてでした。
参考になれば幸いです。
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今話題の「民間療法」!~古くから伝わってきたこととは!?
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今回は「今話題の民間療法」のご案内です。
民間療法とは古くから多くの人々に見出され、その経験と知恵によって、伝承されてきた治療法のことです。
まだ医療技術が進んでいなかった頃の、医師がいない地方では、自分の身を守るために用いられてきました。
最近では、民間療法は自然体にもっとも近い、という観点から勧められるものも少なくありません。
今話題の民間療法
民間療法は、時代にそぐわないと思われるかも知れませんが、思いのほか新しいものと言えるでしょう。
一概に誰にでも、必ず効くとは言えないものの、様々な有効例があり、現在、民間療法が注目されています。
その例として
半身浴
入浴は、みぞおちあたりから下の下半身を、ぬるま湯(37~38度)で20分以上つかります。
寒くなってきたら、肩に湯をかけたり、肩までつかるなどしても良いです。
効能は、不眠症、高血圧、腰痛、冷え症、夜間尿などです。
また入浴後は、下半身を冷やさないように、靴下を二重にはくなどすれば、さらに効果が高まります。
パンツを脱いで寝る
寝るときには、下着の圧迫がきついなどの、不快となる原因を取り除くために、パンツを脱いで快適に寝ましょう。
効能は、腰痛、自律神経失調症、生理痛などです。
ドクダミをお茶がわりに
ドクダミを5~9月に採集し、よく水洗いして、日干にし良く乾燥させます。
この乾燥ドクダミを煎じます。
水約600mlに、乾燥ドクダミ10~15g程度を入れ火にかけ、水量が1/2~1/3になるまで煮出します。
これをお茶がわりに飲みます(1日分)。
効能は、高血圧、便秘、動脈硬化、膀胱炎、腫れものなど皮膚病、などです。
その他、様々な不快症状にも効きます。
・生葉を揉んでつけると、ニキビに効きます。
化粧水をつくる
ホワイトリカー1.8Lに乾燥ドクダミ70~80gとグリセリン少々を加えてつくる化粧水は美肌に効果があります。
以上が「民間療法」についてでした。
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漢方医療の特色~勤務先や旅先で用いる!これは便利!その方法とは?
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今回は前回に引き続き「漢方について-8」のご案内です。
最近では、大変漢方ブームだそうですね。
しかし、それ自体漢方というのは、そんなに簡単なものではないようです。
まず漢方専門医の診断を受けることが重要です。
症状に応じた手だてを講じるなど、病状に合った正しい処方を決めてもらえます。
なお、重症により家庭で療養することができない場合や、現代医学の検査が必要な場合には、漢方治療を併用している公・国立病院などがありますので、そういった所へ行くのがよいでしょう。
また、全ての処方ではありませんが、漢方薬も健康保険が適用される場合があります。
漢方療法の特色
漢方薬の煎じ方・飲み方
漢方の瞑眩(めんげん)について
漢方には、漢方薬を飲む時に起こる瞑眩(治癒反応のこと)といわれる独特の事象があります。
漢方を服用していると、突然病状が悪化したようになり不快な症状があらわれることがあります。
この時期をのり乗り越えると体質改善に向かっていきます。
この事象を瞑眩といいます。
漢方薬の成分が、体内を巡りはじめると、体内に溜まっていた、病毒や薬毒などの不要なものが排出され、自壊作用を起こすために、様々な症状が出ると考えられています。
もし、突然に不快となり病状の悪化を感じたら、場合によっては瞑眩ということも考えられますが、しかし、実際にはこの症状が出るのは稀で、頻繁に起こる訳ではありません。
突然に病状が悪化したら、ひとりで判断しないで、直ぐに医師に相談することが大切です。
また、神経の過敏な人の場合や、ステロイド剤や化学剤を長期間わたって、用いている場合など、通常ありえないような、過敏な症状が起こることもあります。
場合によっては、処方の量を減らすことも必要ですが、こういった場合には、必ず医師に相談し、その指示に従いましょう。
錠剤やエキス末も便利
漢方薬と言えば、煎じ薬がほとんどですが、患者はいつも家に居るわけでなく、煎じ薬だけを飲むという訳にはいきません。
従って、勤め先や旅先でも飲めるように、錠剤やエキス末になったものもあります。
多忙のかたは、これを利用することもお勧めです。
以上が「漢方について-8」でした。
少しでも参考になれば幸いです。
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