熱が出た!いつからどのようにして!こうすればよい!
ご覧いただきありがとうございます。
今回は前回に引き続き「熱が出る-2」のご案内です。
一般に体温は、大人で脇の下で36度前後、子供では37度前後が適温といわれています。
しかし、体温には個人差があるので、普段から自分の正常な体温を知っておくことが大切です。
また体温は年をとるにつれて、低くなる傾向があります。
体温計の種類には、3分計、1分計、30秒計、婦人体温計などがありますが、家庭で用いるものは、3分計か1分計が適しています。
熱が出る-2
観察のポイント
1.いつからどのように発熱したか
急に発熱したか、いつから発熱しているか。
日数とともに熱が高くなる、熱のない日もあったなど、熱の温度変化の状況はどうか。
2.熱はどのくらいか
熱がありそうだと思ったら、一日少なくとも朝夕2回は体温をはかり、熱の高さの状況や熱の出方などを確かめて、その旨を医師に報告すると、診断におおいに役立ちます。
3.発熱のほかに自覚症状があるか
頭痛、腹痛、震えや悪寒、発汗、関節の痛み、呼吸困難、食欲不振、ケイレン、排便の異常排尿困難、などの症状はないか。
4.そのほかの観察ポイント
生活環境の大きな変化はなかったか。
大きな病気をしたことはないか。
薬によるアレルギーはないか。
熱が出たときには安静に
震えや寒気があれば、湯たんぽなどを入れ温かくして休ませる。
1.安静に、あたたかくして休ませる
寒気やふるえがあれば、湯たんぽなどを入れます。
2.発熱以外の症状を細かく観察する
呼吸の状態、食欲の有無、脈拍、めまい、発疹、体の痛みのほか、皮膚の乾きや弾力性、尿や便の状態などを細かく観察して、二つ以上その症状があれば、直ちに医師に連絡しましょう。
3.水分補給は十分に
熱が高くなると、その熱を下げようとするために、体中の水分が使われ、水分が不足がちになります。
これによって体の働きが悪くなります。
したがって薄いお茶、ぬるま湯、牛乳、果汁など病人の好みに合わせて飲みます。
寒気のするときは、温かい飲み物を飲むとよいでしょう。
以上が「熱が出る-2」についてでした。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。