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脚気によいとされる食べもの!

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脚気は、ビタミンB1の欠乏が原因で起こる病気です。

症状としては、全身の倦怠感、下肢のしびれ、脚が重くだるい、動悸、息切れ、食欲不振などを伴います。

また、アキレス腱とひざの腱反射の無伸張状態やむくみがでます。

発育期に起こると、成長が止まるともいわれています。

ビタミンB1は、アズキ、ゲンマイ、麦芽米、緑黄色野菜、レバーなどに含まれているため、偏った食事をして、栄養バランスがよくない人に起きやすい病気です。

昔、脚気は、精米を食べる「江戸市中」の人に、よく起こることから「江戸わずらい」といわれていたそうです。

一方、田舎ではゲンマイをよく食べていたので、脚気になることはなかったといわれています。

近年では、脚気になる人は、スナック菓子やインスタントラーメンばかり、食べている人にみられるそうです。

 

 

脚気のむくみに

アズキ

アズキには、ビタミンB1が豊富に含まれているので、肥満や脚気などの人におすすめの食品です。

ビタミンB1には、皮下脂肪の蓄積を防ぐ効果があります。

また、利尿作用に優れているばかりでなく、脚気でむくみのある場合にもよく効くとされています。

 

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コイとみそ煮にするか、煎じて飲む

コイ1匹とアズキ30gを一緒に煮て、味噌でうすく味つけします。

その煮汁を飲むと効果があります。

あるいは、水600mlにアズキ30gを入れて、1/2量になるまで煎じます。

この煎じ汁を1日分とし3回に分けて飲みます。

 

ゲンマイ

脚気は、ビタミンB1不足の人に起こる病気ですから、ビタミンB1を充足すれば脚気は治ります。

ビタミンB1の1日あたり必要とされる摂取量は、1.0~1.5mgです。

摂取量が不充分のままでいると、3~4か月ほどで脚気になるといわれています。

ビタミンB1の含有量は、白米ですと100g当たり0.12mgですが、ゲンマイには0.54mgも含まれています。

もし脚気になってしまったら、主食をゲンマイにすればいいのではないでしょうか。

ゲンマイは、ビタミンB1のほかB2、B3、カルシウム、リン、ミネラル類も多く含まれているので、主食にはもってこいです。

ただし、ゲンマイは消化がよくないので、よくかんで食べます。

または、ゲンマイ粥にするのもいいでしょう。

このほかにもオオムギもよいとされています。

副食としては、タマネギ、シュンギク、カブなどの野菜や、レバー、卵、納豆、豆腐などを取り入れます。

また、青ノリ、コンブ、焼きのり、きなこ、など、ビタミンB1が豊富に含まれる、食材を選ぶとよいでしょう。

 

以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。