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心臓病の食事!~そのポイントとは!

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一口に心臓病といっても、原因によって先天性や動脈硬化性、リュウマチ性などいろいろあります。

心臓病の治療方法は、症状によってそれぞれ違うようですが、食事療法でいえば、心臓に負担をかけない食事という点では、共通しているといえるでしょう。

動脈硬化性心臓病といわれる、狭心症心筋梗塞などの予防や治療には、食生活を見直すことが大切です。

薬剤療法中の場合も、心臓の機能を回復するため、心臓に負担がかからない食品をとることが重要です。

 

 

心臓病を治す食事のポイント

栄養はしっかりとり、総エネルギーは抑える

心臓を患っている人は、安静が第一といわれています。

エネルギーは、なるべく消耗させないで、一日にとるカロリー量は、1600kcal以下がよいとされています。

また、肥満ぎみの人は、その程度に応じて食事制限を行ないます。

この場合の食事内容は、心臓の筋力を養って体力をつけるために、栄養バランスを考えながら、良質タンパク質といわれる、大豆製品、肉、魚、牛乳、卵などや、ビタミン、ミネラル、緑黄野菜などの繊維質を積極的にとります。

 

良質タンパク質を上手にとる

弱った心臓や血管を元気にするためには、良質のタンパク質を十分にとる必要があります。

魚類は脂肪酸が含まれている、いわし、あじ、さんま、などを。

肉類は脂肪の少ない部分を使います。

ただし、動物や魚の内臓、魚卵、貝類などは、コレステロールが多いので避けます。

そのほかにも、毎日、大豆製品と卵1個、牛乳1本(200ml)、とるとよいといわれています。

 

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動物性脂肪はなるべく控えて植物油を使う

飽和脂肪酸の多い肉類の脂肪、チーズ、バターなどは、血中コレステロール値を上げるので避けます。

魚に含まれる脂肪は心配ないといわれています。

一方、植物油には不飽和脂肪酸が多く、なかでもリノール酸は、血中コレステロール値を下げてくれるので、調理には、リノール酸の多い菜種油、大豆油、ごま油、コーン油、米油、サフラワー油、綿実油、などを使います。

動物性脂肪1に対して、植物油2の割合でとるとよいとされています。

 

コレステロールの多い食品は控え目に

コレステロールは体にとって必要な物質ともいわれていますが、血中コレステロール値が高すぎるのも問題があります。

高すぎると動脈硬化の原因となり、さらには命に関わる病気になることがあるからです。

コレステロールは、体内でつくられるものが約9割、食品によるものが約1割といわれています。

通常は、血中コレステロール値を、正常に保つ機能が働いていますが、中年のころから加齢とともに、機能しなくなることもあるので、コレステロールの多い食品は、なるべく控えたほうがよさそうです。

 

塩分をとりすぎない

塩分のとりすぎは、血圧を上げて血管障害の原因になります。

また、それにより心臓に負担がかかり、心臓発作の原因にもなります。

塩分の摂取量は、、動脈硬化性心臓病で一日8g以下、高血圧症を併発している人の場合は、一日7g以下に制限します。

 

砂糖のとりすぎに注意

砂糖をとりすぎると、動脈硬化の進行を早めますので、砂糖は、一日10g以下にします。

 

以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。