気管支ぜんそくの方に!~おすすめしたい食物療法!
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「気管支ぜんそくには」のご案内です。
気管支ぜんそくは、喘鳴(ゼンメイ)と呼吸困難を伴う、子供から老人まで幅広い年齢層にわたって起こる病気です。
(喘鳴ゼンメイ:呼吸時に出るゼイゼイ、ヒューヒューという音)
この病気は、急にせき込んだり、呼吸困難におちいるなどの発作が、繰り返し起こります。
また、この発作は、精神的ストレス、気温の変化、ほこり、花粉、などが誘因となり、とくに夜半すぎに起こりやすいともいわれています。
ここでは体質改善や発作の症状をやわらげる、といわれている民間療法をご紹介します。
痰、せき止めに
ギンナン
漢方薬には、ギンナンを使ったせき止めの薬で、定喘湯(ていぜんとう)処方があります。
「肺を温め、気を益し、喘嗽(ぜんがい)を治める」
と書かれています。
このようにギンナンは、古くからせき止めに用いられています。
また、痰のきれもよくするとされています。
せき止め・痰のきれをよくする
せき止めには、ギンナンがよく効きます。
利用法は、いったギンナンの実10~15gの殻を取って鍋に入れ、水をヒタヒタになるくらいに入れて煮ます。
水分がなくなるまで煮たギンナンに、ハチミツをかけて食べます。
あるいは、ギンナンの実10gを焼くか、スープにして食べても効果があります。
お年寄りのぜんそくに
ゴマ
ゴマは成人予防、老化防止などによい食べものの代表といわれています。
ビタミンEやリノール酸などの不飽和脂肪酸が豊富に含まれているからです。
乾いたせきを鎮めるなど、お年寄りのぜんそくにもよく効きます。
常備薬は手づくりで
作り方は、いって冷ました黒ゴマ250gとおろしたショウガ75gを混ぜてもう一度いります。
次に、氷砂糖とハチミツそれぞれ75gを、火にかけて溶かしたものを、いって冷ましておいた、黒ゴマ、ショウガと一緒に混ぜ合わせてから冷まします。
これを瓶につめて、常備薬として保存します。
これを毎日、朝晩2回1さじずつ飲むと、ぜんそくによく効きます。
その他にも、ナシのジュースもせき、痰によく効くといわれています。
悪寒があるときはホットジュースにして飲みます。
以上が「気管支ぜんそくには」でした。
少しでもお役にたてれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。