発熱には!~これを!
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今回は「熱をとるにはこれを」のご案内です。
発熱は、からだの異常を知らせる症状です。
しかし、心配な熱かそうでない熱があるようです。
一般に体温が37度を超すと、熱があるといわれますが、健康な人でも、37.0~37.3度の人が、4割ほどいるともいわれています。
発熱があり、のどの痛みや鼻水が出るなど、かぜの症状のときは手当をし、様子をみます。
症状が悪化するようであれば、医師に診てもらい指示に従います。
高熱が出るといわれる病気には、インフルエンザ、急性ウイルス性肝炎、
急性扁桃炎、急性咽頭炎、リュウマチ熱、細菌性心内膜炎、腎孟腎炎などがあります。
また、高熱が一週間以上続く病気には、急性白血病、肝膿瘍、肺化膿症などです。
ただし、高齢になると重病であっても、高熱にならないないことも、多いといわれているので、微熱でも注意が必要です。
熱を下げる
ハッカ
ハッカは、湿った土壌を好むシソ科の多年草です。
主に薬味、薬用として栽培されています。
ハッカの主成分はメントールといい、飴やガムなどによく使われているので、皆さんもご存じでしょう。
漢方でも、薄荷(はっか)という生薬で、芳香健胃薬、解熱、清涼などに使われています。
採集は6~8月で陰干しにして乾燥させますが、生のままでも効果はあります。
煎じる、もんではる
水400mlに乾燥葉、茎10gを入れ、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁を一日2回に分けて飲みます。
生の葉を用いる場合は、葉をもんでこめかみにはりつけます。
知母と一緒に煎じる
水600mlにハッカの乾燥葉5gと知母5gを入れ、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁を一日3回に分けて飲みます。
頭痛、発熱によく効きます。
知母(ちも)とは、ユリ科の多年草、ハナスゲの根茎を乾燥させたものです。
漢方では生薬として、解熱や消炎に使われています。
ハッカ
汗が出ていないときの、かぜの熱に
ネギ
ネギは、かぜの特効薬といわれており、熱を下げる作用もあります。
汗が出なくて熱があるときに、試されてはいかがでしょう。
みそスープに刻んで
お椀に、みそをスプーン1杯と刻みネギ(白い部分10cmほど)を入れて、熱湯を注ぎ、よくかき混ぜて飲みます。
飲んだあと汗が出てくるので、肌着はこまめに取り替えます。
以上が「熱をとるにはこれを」でした。
少しでもお役にたてれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。