口のなかを清潔に!~植物を用いる!
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今回は「口のなかを清潔にして口臭を消す」のご案内です。
口のなかは常に清潔に保ちたいものです。
歯みがきやうがいなど、口のなかの手入れを怠ると、歯垢や歯石がたまりやすくなり、虫歯や口臭の原因にもなります。
歯垢や歯石は一度たまると、歯みがきだけでは取れにくいといわれています。
歯科で、年一度は取り除いてもらうのも、よいのではないでしょうか。
また、口臭は、口のなかに原因があることが多いといわれています。
うがいをするだけでも効果はあります。
次に手づくりのうがい薬の作り方と使用法、口臭に効く植物をご紹介します。
手づくりのうがい薬
ナギナタコウジュ(香じゅ)
ナギナタコウジュは、北海道から九州(沖縄除く)まで自生するシソ科の一年草で、日当たりのよい空き地などでよく見かけます。
枝先に淡紫紅色の花をつけ、ナギナタに似ているところから、この名がついたといわれています。
薬用には、秋の花盛りのころ、全草を刈り取って陰干しにします。
香りはハッカやシソなどに似ています。
日干しにすると、この芳香が失われてしまいます。
強い殺菌力があるので、うがい薬に用いると、口のなかのただれを治したり、口臭予防にも効果があります。
ナギナタコウジュは、漢方専門薬局で、香ジュ(こうじゅ)の名で漢方生薬としておかれています。
煎じ汁でうがいを
水600mlにナギナタコウジュの茎葉(陰干しにしたもの)20gを入れ、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁で一日数回うがいをします。
口臭を消す
ナンテン
ナンテンは中国大陸が原産といわれ、メギ科の常緑低木です。
秋から冬に白色の種子が2個入った、赤い丸い小さな実をつけます。
薬用には、幹、実、葉、根など全て使われます。
果実は12月ごろ採集し、陰干しにして乾燥させます。
口臭に効果があるのは、生の葉です。
生の葉を煎じて飲む
口臭には、水200mlに生の葉10gを入れ、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁を飲むと効果があります。
以上が「口のなかを清潔にして口臭を消す」でした。
少しでもお役にたてれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。