歯槽膿漏には!~これらが効く!
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今回は「歯槽膿漏には」のご案内です。
歯槽膿漏は、むし歯とともに、歯を失う要因の一つとされており、成人にとって、むし歯以上にこわいともいわれています。
初期は、痛みがほとんどないため、気がつきにくいようです。
この症状は、歯を支えている歯ぐきに炎症が起こります。
症状が進むと、歯ぐきから出血したり、歯ぐきに血や膿がたまります。
さらにひどくなると歯を支えることが困難になり、歯を抜くということになりかねません。
予防には、「口のなかは清潔に、歯みがきが大切」といわれています。
歯槽膿漏の食事療法としては、ビタミンCをとることに重点がおかれますが、漢方では、血のたまりやすい体質として治療が行なわれます。
また、民間療法では、古い血のオ血(おけつ)を除き、炎症を鎮めることを第一に考えて、治療するとされています。
古血を除いてくれる
ナス
ナスには、古血を取り除く、痛みを止める、熱を冷ますなど、さまざまな薬効があると注目されています。
昔から、へたの黒焼きは、歯みがき粉として用いられています。
へたの黒焼き歯みがき粉は、歯槽膿漏に効果があります。
皮の黒焼きでも同様の効果があります。
歯みがきとマッサージを
ナスの皮、へた、古漬けなどをアルミ箔に包んで黒焼きにします。
皮やへたは、塩を混ぜて焼くといいでしょう。
漢方専門薬局には、黒焼きナスや黒焼き歯みがき粉があります。
黒焼き歯みがきのあとには、粉を指につけて歯ぐきをマッサージすることもお忘れなく。
歯ぐきがはれて痛いときは
コンブ(昆布)
コンブには、炎症を抑え、はれものを治す作用があり、歯ぐきがはれて痛いときによく効きます。
黒焼きにする
歯ぐきがはれて痛がゆいときは、黒焼きにしたコンブの粉をこすりつけます。
ナスの黒焼きを混ぜると効果的
歯ぐきがはれて、ひどい痛みを伴う場合には、コンブの黒焼きとナスの黒焼きを混ぜ合わせて使うといっそう効果があります。
予防にも治療にもよい
塩
塩には殺菌作用や収れん作用があり、炎症を鎮めてくれます。
これらの作用により、歯ぐきを引き締め、炎症を起こしにくくしてくれるので、歯槽膿漏の予防にもなります。
歯ぐきをマッサージする
歯ぐきの色が悪いときは、血行が滞っているからです。
この場合、人さし指に塩をつけて、歯ぐきをマッサージします。
このとき、歯ぐきから出血があれば、口を冷たい水ですすぐと止まります。
その後は、うがいをして塩を飲み込まないようにします。
以上が「歯槽膿漏には」でした。
少しでもお役にたてれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。