かぜのひき始めには!~これ!おすすめ!
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今回は「かぜをひいたと思ったら」のご案内です。
かぜは、誰もがかかったことのある、病気ではないでしょうか。
多い人では、年5、6回もかぜをひくこともあるようです。
かぜをひいても、普通は1週間ほどで治りますが、”かぜは万病のもと”といわれるように、かぜをこじらせると、胸膜炎や肺炎などの病気を、ひき起こすことも考えられます。
ひどくならないうちに、治すことが大切です。
初期のうちは、寒けがする、くしゃみがでる、鼻水がでる、鼻詰まり、などの症状が現れます。
このような症状が現れ、かぜかなと思ったら、栄養のあるものをとり、温かくして休むことが一番です。
また、南極では、ウイルスがいないため、かぜはひかないといわれるように、かぜは、ウイルスの感染により発病します。
しかし、ウイルスに感染したからといって、そのすべてが発病するわけではなく、栄養不足や睡眠不足などで、体力が弱まっているときに発病します。
なので、体力が落ちたときには要注意ですね。
かぜのひき始めに
ウメ
民間薬で有名なウメは、かぜのひき始めにもよいといわれています。
熱湯に梅酢を
湯のみに、梅干し漬けのときに出る梅酢、大さじ2と砂糖少々を入れ、熱湯を注ぎ熱いうちに飲みます。
その後、温かいお粥を食べてすぐ寝ると、汗が出てきてかぜが治ります。
汗が出たら、下着はこまめに着替えることも大切です。
かぜの特効薬
ネギ
かぜのひき始めはネギも効きます。
漢方では、ネギの白い部分は葱白(そうはく)といって、漢方生薬の一つです。
ネギには、発汗作用があるので、かぜのひき始めでも、汗をかいている人には向きませんが、汗の出ていない人に向いているようです。
また、かぜにかかるとビタミンB1が、消耗されるといわれています。
このためB1の吸収を促すといわれる、ネギやニンニクを献立に入れることも大切です。
なお、ビタミンB1が多く含まれているものには、レバー、豚肉、ゴマ、小麦胚芽、種実などがあります。
ネギを用いた治療法は、いろいろありますが、その何点かをご紹介します。
みそスープにする
ネギの白い部分1本をみじん切りにしたものに、みそスプーン一杯を加えて、熱湯を注いで飲むといいでしょう。
煎じる
①水600mlに、ネギのひげ根がついたままの白い部分1本と、ニンニク2~3片を入れて、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁を飲みます。
②水400mlに、ネギのひげ根がついたままの白い部分1本と、ショウガ6gを入れて、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁を飲みます。
すり潰して熱い酒を入れる
ネギのひげ根がついたままの白い部分5本を、すり鉢ですり潰し、日本酒の熱燗1本を入れ、よくかき混ぜて飲みます。
これらのあとは、必ず温かくして、すぐ寝るようにします。
長ネギと豆チ(とうち)のお粥
①コメ1カップは洗ってザルに上げておく。
②水10カップと①を合わせ、煮立つまで強火で。
煮立ったら弱火にして1時間炊く。
③長ネギ1本刻んだものと、豆チ30gを入れ、さらに15分間煮る。
④塩小さじ2を加え食べます。
(豆チとは、蒸した黒大豆を塩漬けにして、発酵させ干して水分を減らしたもの)
以上が「かぜをひいたと思ったら」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。