歯槽膿漏!~おすすめの「植物を用いた療法」とは!
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「歯槽膿漏には」のご案内です。
歯槽膿漏は以前にもとりあげましたが、今回は歯槽膿漏に効く民間療法のご案内です。
歯槽膿漏は、予防が第1といわれています。
かたいものが食べづらいからといって、やわらかいものばかり食べていると、ますます歯茎が弱くなります。
かためのものもよくかんで、ゆっくり食べるようにします。
また、栄養のバランスに気をつけて、ビタミンCをタップリとるようにします。
ここで、昔から用いられている民間療法をご紹介します。
予防に、痛むときにも
アカザ
アカザは、葉先が独特で赤紫色をしており、ちょっとした道端や堤防、空き地などで見られます。
また、昔から薬効があることでよく知られています。
このアカザは、ナスの黒焼きとともに、歯槽膿漏にもよく使われていたと、いわれています。
痛むときには煎じて
2カップの水に、乾燥させたアカザ(20g)を刻んで入れ、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁を口に含んだまま、できるだけ長く口をゆすぐようにします。
生の葉を用いる場合には、葉の絞り汁を脱脂綿に浸して、歯茎の痛むところに当てておきます。
煎じるアカザは、夏の暑い時期に全草を刈り取って、陰干しにしておいたものです。
予防には、乾燥葉の黒焼きを歯みがき剤として常用
陰干しにした、アカザの葉だけを黒焼きにしたものに、同量のコンブの黒焼きをまぜます。
あるいは、葉の黒焼きに塩を加えます。
これを歯みがき剤として、毎日、歯みがきと歯ぐきのマッサージをしっかりします。
歯茎が痛むときは、患部に塗りつけます。
古くから伝わる民間療法
ハコベ
ハコベは、春の七草の一つでもあり、道端や空き地、田畑などどこでもよく見かけるナデシコ科の2年草です。
江戸時代の「和漢三才図絵」といわれる書物には、ハコベは、歯槽膿漏の民間療法に使われたと記されています。
塩と炒る
塩(500g)を鍋に入れて、よく炒ります。
そこにハコベ(50g)の絞り汁を加えて、さらにサラサラの状態になるまで炒ります。
予防には、毎日2回、朝、晩に、この粉で歯みがきと歯ぐきのマッサージをします。
歯ぐきが痛むときも、この粉で歯ぐきをマッサージします。
以上が「歯槽膿漏には」でした。
少しでもお役にたてれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。