皮膚炎&湿疹!~種類と症状!
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「湿疹」のご案内です。
湿疹とは
皮膚に小さな発疹がかたまってでき、かゆみをともなう皮膚の病気です。
強くかくと皮がむけ汁が出ます。
出た汁は、ほかの皮膚にはうつりません。
そのままにしておくと自然に治ってしまうものや、赤くなり、うみを持つものやかさぶたになるものもあります。
一般に、このようなものを湿疹といっています。
湿疹
湿疹は、乳児から老人までのあらゆる世代にでき、皮膚病の大部分を占めるほど多い病気です。
湿疹という病名は、汁の出る発疹という意味でつきました。
現在では、アトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎などのように、原因が明らかなものは、その原因名をつけています。
しかし、原因不明のものも多く、それらは全て湿疹といっています。
また、やや原因が明らかなものでも、手湿疹、主婦湿疹、小児湿疹などと呼ぶものもあります。
種類・症状
湿疹の種類には、次のようなものがあります。
慢性湿疹
ブツブツが集まってかゆみを伴い、皮膚のきめが大きくて厚ぼったくなり、肌色が褐色になり、象の皮膚のようにみえる場合もあります。
急性湿疹
初めは、皮膚が赤くなってかゆみを伴い、赤いブツブツができます。
症状が進んでくると、丘疹(皮膚の隆起)の頂上に、小さな水疱(水ぶくれ)ができます。
たまには、膿疱(黄色いうみ)を持つこともあります。
さらに進んでくると、落屑(薄皮がむける)や糜爛(ただれる)がおこったりします。
この症状は、ジメジメと湿潤し強いかゆみが特徴です。
脂漏性湿疹
皮質の分泌の多い場所、いわゆる、頭、髪の毛の生えぎわ、ひたい、眉毛、小鼻のわき、胸、背中、わきの下、手の周囲、足のつけ根などに、はっきりした赤い面ができ、かゆみがあり皮膚が細かくむけます。
貨幣状湿疹
中高年の人にできやすい、かゆみのある湿疹で、赤い貨幣大の大きさの発疹が、背中や手足などにできるものです。
以上が「湿疹」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。