アレルギーによる病気!~アレルギー性鼻炎!
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今回は「アレルギーによる病気-2」のご案内です。
アレルギーは感作(生体を抗原に対して感じやすい状態にすること)によって起こります。
したがって、アレルギーの原因となる、アレルゲンの吸入をなるべく避けることが重要です。
具体的には、たたみや布団などはよく日に干し、ダニが住みやすいカーペットは使わないとか、電気掃除機にほこりをためない、なるべくペットは飼わないようにします。
また、花粉症の人は我が家の庭に、原因となる木などがあれば取り除くようにします。
シーズン中はマスクを使用するのも一つの方法です。
化粧品、洗剤、薬品など同じものを長期間使用すると、アレルギーを起こしやすくなるといわれています。
その他、大気汚染、過度の空気乾燥などが気道を痛めてゼンソクを起こしやすくしますから、これらの増悪因子には気をつけたいですね。
アレルギーの中でも、アレルギー性鼻炎は、単に鼻アレルギーともいいます。
現代において、鼻アレルギーは増加の傾向にあります。
これらのアレルギーは、同じ家族にもみられるようです。
また、湿疹やジンマ疹が出やすいか、皮膚がただれやすい、ゼンソクを起こす、下痢しやすいなどといった場合には、アレルギー体質を疑い生活環境に注意して、早く医師の診断を仰ぎ、適切な手当を受ける事が大切です。
アレルギーによる病気-2
アレルギー性鼻炎
症状・原因
水のような鼻汁、鼻つまり、くしゃみなどの症状を伴う病気です。
このような症状を起こす原因として、屋内のちりや杉花粉などといった、抗原がわかる場合もありますが、はっきりしない場合もあります。
決まった季節に症状がでるときには、花粉が原因であることが多く、この場合、過敏体質の有無を調べます。
血清中のアレルギー抗体を検出する方法やアレルゲンが疑われる物質を吸収させて反応をみたり、抗原のエキスを注射して、その反応をみる方法などがあります。
治療
治療するうえでまず第一に重要なことは、アルゲンの吸入を避けることであり、特殊なマスクなどを使用するのもよいでしょう。
また、抗原が分かっている場合には、免疫療法といって、その抗原エキスを反復注射し、過敏体質を変える試みをします。
抗原がよく分からない場合でも、アレルギー反応を抑制する薬、たとえば抗ヒスタミンなど、アレルギー反応を起こす物質を抑える薬を、服用することにより、症状を軽減することができます。
以上が「アレルギーによる病気-2」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。