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ケイレンが起こる!~強直性・間代性!観察のポイント!主な病気!

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ご覧いただきありがとうございます。

今回は「ケイレンが起こる-1」のご案内です。

ケイレンとは、自分の意思とは全く関係なく、全身的または体の一部分の筋肉が、激しく収縮することによって起こる発作をいいます。

これには持続的にみられる強直性のものと、短時間繰り返す間代性のものとがあります。

発作の原因として、脳疾患・髄膜炎・中毒・ホルモンの異常などが考えられます。

発作が長く続くと、脳に障害が起きる場合があるので、急いで専門医の治療を受けることが大切です。

 

 

ケイレンが起こる

強直性のものですか、間代性のものですか

強直性ケイレン

ケイレンが一定時間持続的に起こるもので、たとえば「足がつる」といった状態は、強直性ケイレンに属します。

また、テンカンの初期にも強直性発作が見られます。

 

間代性ケイレン

ケイレンが短時間で間欠的に起こるもので、体がガタガタと震えるように見えます。

その代表的なものはテンカンの症状です。

この間代性ケイレンは、テンカンによる発作中によく見られます。

なお、急に高熱を伴うものと、熱はなくてもケイレンを引き起こす、ものとに大別できます。

小さな子供は、どのような病気でも、体温が38度以上の高熱になると、よくケイレンを起こすことがあります。

通例では、数分間で治まることが多いようですが、高熱とともに長時間ケイレンが続くようであれば、注意が必要です。

 

観察のポイント

1.どのようなケイレンですか

部分的か、全身的なケイレンか。

 

2.ケイレンの持続時間はどうですか

一定時間継続しているのか、短時間の繰り返しか。

 

3.ほかにどのような症状がありますか

意識障害、発熱、吐きけなど。

 

4.家族の中に同じような症状の経験をした人はいませんか

 

ケイレンが起こりやすい主な病気

熱はない

脳卒中、脳腫瘍、中毒、尿毒症、過呼吸症候群、子癇、テンカン、ヒステリー、ノイローゼなど。

 

高熱がある

日本脳炎髄膜炎、脳膿瘍、破傷風など。

 

以上が「ケイレンが起こる-1」についてでした。

少しでも参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。