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吐きけ・嘔吐がある!~観察のポイント!その手当て!

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ご覧いただきありがとうございます。

今回は「吐きけ・嘔吐がするー1」のご案内です。

皆さんもご存じのとおり、むかつき、吐きけの症状は、むかむかとして、いまにも吐きそうになる状態です。

この吐きけの症状が強くなれば、脳の嘔吐反射中枢の刺激によって、食道、胃、お腹の筋肉が連携して、胃の内容物を吐き出すことを目的として、嘔吐が起こります。

これにはさまざまな病気が隠されていますので、その症状と特徴を知っておくことが大切です。

 

 

吐きけ・嘔吐がある

観察のポイント

1.吐く前の状態はどうでしたか 

むかつきがなくて嘔吐したのか、むかつきがあってから嘔吐したのか。

 

2.食事と時間の関係はどうですか

食事の直後か、食後数時間経過してからか、あるいは空腹時に起こるのか、食事に関係なく起こるのかなど。

 

3.嘔吐物の内容はどうですか

どのようなものを吐いたか、また血液混入の有無や消化の程度、量、色、においなど。

 

4.吐きけや嘔吐に伴って苦痛はありますか

たとえば、風邪や発熱、悪寒など。

ほかに腹痛、頭痛、呼吸困難、胸痛、眼痛、めまいなどあるか。

 

5.食事の内容や薬の服用はどうですか

 

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吐きけ・嘔吐の手当て

1.嘔吐物が気道や鼻腔に入らないよう体位に注意を

お腹を曲げて、頭は低くして背中をさすってもらいます。

起き上がるのが苦痛の場合には、横向きになったまま、ひざを深く曲げます。

あるいは、腹ばいになって、腹の下にやわらかい枕などを当てます。

上向きに寝たまま、動かすことができない場合、や動けないときには、顔だけでも横を向かせます。

また、食あたりに心当たりがある場合には、喉の奥に指を入れて吐かせます。

 

2.嘔吐物は速やかに片づける

 

3.嘔吐の後は口の中を清潔に

嘔吐の後は、塩水でうがいを行うとすっきりします。

 

4.呼吸は規則正しく静かに

吐きけのする場合は、呼吸時に吸った空気が、食道に入るといったことはよくあることです。

これが刺激になって嘔吐することがあります。

呼吸は意識的に、規則正しく静かに行うようにします。

 

以上が「吐きけ・嘔吐がする」についてでした。

少しでも参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。