ザクロ(石榴皮)花言葉!効能があるってびっくり!何の症状に効くの?
ご覧いただきありがとうございます。
今回は前回に引き続き「ザクロ」についてのご案内です。
花言葉は「優美」「愚かしさ」
〔木〕⇒「互いに思う」
〔花〕⇒「成熟した美しさ」
〔実〕⇒「結合」です。
古くから伝承されてきたザクロは、遠い昔(日本では,大和朝廷の時代~奈良・平安時代)にギリシア、ローマに伝わったといわれており、ローマの博物学者プリニウス(著者)は『博物誌』に、その花の美しさと薬効がある貴重な果樹の一つ、と記したそうです。
そのほかに、ホメロス(ギリシアの 詩人)やテオフラストス(アテネギリシアの哲学者)、ヒッポクラテス(古代ギリシアの医学者)の作品にも書かれているそうです。
また、日本では薬効として、果皮を乾燥させたものを、煎じて下痢どめの薬に、根は煎じてサナダムシの駆除剤として用いられたようです。
ザクロの効能と利用法
効能1
利用法1
水200mlに乾燥果皮5~10gを入れ、沸騰したら火を止め少し冷ましてからうがいをする。
効能2
冷え症、貧血
利用法2
ザクロの実(種子)で果実酒をつくって飲む。
採集
熟して口を開いた果実を採取する。
保存法
果皮をむいてちぎって広げたものを、日干しにして良く乾燥(乾燥果皮)させる。
効能3
口臭
・口臭によく効くのは実であり、さわやかな酸味が有効です。
利用法3-1
果肉を煎じる
水600mlに実1個を入れ、1/2量になるまで煎じる。
薄茶色になったその液でうがいをする(1日数回)。
利用法3-2
実(種子)を絞って飲用する
お茶がわりに飲む。
また、絞った汁には酸味があるので、少量の砂糖やハチミツを入れて、水で薄めると清涼飲料になります。
効能4
水虫
利用法4
外皮を細かく刻んで汁を絞って患部に塗る
患部は清潔にして、すり込むように塗る。
効能5
扁桃炎
・喉が痛いときのうがいに
利用法5-1
水400mlに実1個を適当に割り入れ、30分ほど沸騰させた後に濾す。
または、皮だけを煎じても良い。
この汁で時々うがいをする。
利用法5-2
水400mlに生葉ひと握りを入れ、1/2量になるまで弱火で煎じる。
この汁で時々うがいをする。
・秋に赤い実をつけるザクロですが、古くから、口内炎や喉が痛いときの民間薬として使用されています。
以上が「ザクロ」についてのご案内でした。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。