めまい・耳鳴りが治るツボはここだ!
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今回は「めまい・耳鳴りが治るツボ刺激」のご案内です。
立ちくらみやめまいは、過労時や空腹時、睡眠不足などの場合に起こりやすくなります。
しかし、なんらかの病気が原因で起こる場合もあります。
その病気がわかっている場合には、必ずその病気の治療とあわせて、ツボ刺激も行ないましょう。
めまい・耳鳴りがする
めまいのツボ刺激
現代医学においてもこれといった決め手がなく、東洋医学の治療法に頼る人も少なくありません。
この場合には、一般に高血圧症が原因で起こる、めまいと考えられています。
そこで、頭の頂上の百会を中指の腹か人さし指で押したあと、首の後ろの風池、天柱、完骨を両手の人さし指でゆっくりと指圧します。
特に風池は、昔から立ちくらみやめまいに、よく効くといわれているツボです。
次に背骨の心兪、腎兪、肝兪を親指でしっかり指圧するとなお効果的です。
耳鳴りが治るツボ刺激
ハリ治療で治る耳鳴りは、外耳や中耳の障害で、外部からの音を内耳に伝達する働きが、悪くなったために起こる耳鳴りです。
このような伝音性難聴の耳鳴りは、セミの鳴くようなジーという低い音がします。
また、金属音のようなキーンという高い音がする感音性難聴の耳鳴りは、内耳の異常が原因で起こる場合が多く、なかなか治りにくいといわれる症状です。
基本的に耳鳴りに対するツボ刺激は、耳の周囲にある翳風、聴宮、角孫などのツボを親指の腹か人さし指で指圧します。
次に後ろ首の天柱と風池に沿った筋肉を指圧していくと、耳鳴りが軽減する場所があります。
これらのツボを 常日頃からよく指圧するとよいでしょう。
効果的な場所「耳鳴り調整点」
首の後ろの風池、天柱の二つのツボを結んだ線を一辺とした、逆正三角形の頂点にあたるところに、かたいしこりがあらわれる例が多く見られます。
このかたいしこりがある場所を「耳鳴り調整点」といって、耳鳴りには特に効果的です。
この場所にハリ治療を行うと、耳鳴りが軽減される例が多くあり、「耳鳴り調整点」と名づけられました。
日常から気長によく指圧していると、効果が期待できます。
解剖学的にみると、「耳鳴り調整点」は、首の後ろの頸板状筋と頭板状筋という、2本の筋肉の交差点にあたります。
このような首の周りにある筋肉の著しい緊張が、中耳の内圧を制御する役割をもつ、耳管という管を圧迫します。
そのことによって起こる耳鳴りは、この「耳鳴り調整点」という新しいツボを刺激すると、有効だということです。
以上が「めまい・耳鳴りが治るツボ刺激」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
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耳鳴りに効く漢方薬!その処方とは?
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今回は「耳鳴りの漢方療法」のご案内です。
ひと口に耳鳴りといっても、金属音に近いキーンというものや、セミの鳴き声のようなジーというもの、また、ズ―という低音のものなどと色々です。
漢方では、耳と腎は深い関係にあると考えられ、耳鳴りと水毒との関係を重要視して治療します。
耳鳴り
耳鳴りの漢方療法
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
水毒が上方に突き上げる(上衝)ときに起こる耳鳴りに使用します。
体力は普通で、胃に水分が滞って張っている場合(胃内停水)や、胃腸が弱く、頭痛、のぼせ、腰冷えなどがあり、立ったとき体がゆらゆら揺れるように感じる場合など、立ちくらみがする人に使用します。
これはめまいの代表的な漢方薬ですが、この処方は耳鳴りにも用いられます。
八味丸(はちみがん)
老年性の難聴や耳鳴りに使用します。
下腹部の力が上腹部にくらべて弱く、倦怠感があり、腰痛、口渇、手足が冷えやすくて、尿が出にくい(小便不利)場合に用いられます。
柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
体格は一見がっちりしていて、腹力や脈も強いタイプでありながら、めまいや不眠を訴え神経質な人で、腹部に動悸をおぼえるときによく用いられます。
釣藤散(ちょうとうさん)
動脈硬化症や高血圧症に伴う、耳鳴りの症状のときに用いられます。
また、肩こり、めまい、頭痛などの症状が伴う場合も用いられます。
柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)
体が虚弱な人で、貧血ぎみで口渇がある症状の場合に使用します。
茯苓飲(ぶくりょういん)
胃の症状で、胃アトニーや胃下垂などがあり、胃に水分が滞っている場合(胃内停水)に、起こる耳鳴りに用います。
貧血ぎみで、脈も弱く心下部につかえがあり、食欲不振の人が使用します。
防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
この処方も動脈硬化症や高血圧症に伴う、耳鳴りの症状のときに用いられますが、肥満体でお腹が突き出たタイプの人で、便秘ぎみの人にも使用されます。
以上が「耳鳴りの漢方療法」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
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めまいに効く漢方薬!その処方とは?
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今回は「めまいの漢方療法」のご案内です。
めまいが起こると頭がくらっとして、目の前が真っ暗になります。
このめまいの症状を和らげるためにはアオジソが効くそうです。
夏の8~9月ごろ、花の最盛期に葉を採取し、水洗いして日陰でよく乾燥させます。
水600mlに、乾燥葉一つまみのおおよそ1/3量を入れ、5~6分煎じたもを一日3回に分けて食前に飲用します。
めまいを和らげるのに効きます。
めまい
めまいの漢方療法
漢方では、めまいは水毒と深い関係があるといわれており、水分の代謝に異常があるときに、起こり易いと考えられています。
したがって、めまいの症状には、体内水分の分布を調整する、薬を含んだ処方があります。
真武湯(しんぶとう)
血色が悪く体力が落ちて疲れ易く、腹や脈にも力がなく手足が冷え、下痢をし易い、そのうえ雲の上を歩いているように、フワフワした感じがする。
また、歩いていてくらっと倒れそうになる。
このようなめまいに効果があります。
苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)
体力は普通で、胃に水分が滞って張っている場合(胃内停水)や、胃腸が弱く、頭痛、のぼせ、腰冷えなどがあり、立ったとき体がゆらゆら揺れるように感じる場合など、立ちくらみがする人に使用します。
これはめまいの代表的な漢方薬です。
半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)
日常から胃腸が弱く、胃に水が滞って水毒となり、めまいや、それに伴った頭痛を起こす人に使用します。
また、手足が冷え吐きけを催す、食後に眠くなったり、体がだるくなったりなどの症状にも効きます。
当帰芍薬散(とうきしょくやくさん)
常に頭が重く、無気力で下肢や腰が冷え、耳鳴り、めまいのする人によく使用されます。
沢瀉湯(たくしゃとう)
体力は普通で、急に起こるめまいや、横になっていても家がぐるぐる回るような、回転性のめまいに使用します。
以上が「めまいの漢方療法」についてでした。
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耳鳴り!なんだって!耳に虫が入ったって?
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今回は「耳鳴りがする」のご案内です。
寝違えやムチ打ち症などで頸椎を傷め、後頸部から後頭部にかけてうっ血する場合があります。
そのまま放っておくと、耳鳴りや頭痛、肩こりなどの原因になることも少なくありません。
漢方療法としては、うっ血を治す場合は桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を、首の緊張を取る場合には、葛根湯(かっこんとう)を用います。
また、薬物の投与と同時に、タオルを首に軽く巻いて休むと、首の緊張がとれて楽になります。
強風の場合には、風が直接あたらないように、マフラーやスカーフなどで、風を遮ることも大切です。
耳鳴りがする
耳鳴りと病気
耳垢栓塞(じこうせんそく)といって、耳あかが鼓膜にまでたまって、耳穴を完全に塞いでしまった場合には、難聴感があり低音性(ボー)の耳鳴りがすることがあります。
この疾患は子供に多くみられます。
外耳に虫などの小さな物が、入ったままになっているときにも、同様の症状があらわれます。
また、鼻やのどの炎症やカゼをひいたりすると、耳の穴に栓をしたような感じになり、難聴や耳鳴りを起こしたり、自分の声が大きく響いたりすることがあります。
これにも個人差はありますが、カナマイシンやストレプトマイシンなどの注射を受けると、内耳が侵されて難聴や耳鳴りが、起こる場合があります。
また、高齢になるに従い難聴が進み、耳鳴り(セミの声、ミーン)を起こすこともあります。
大きな音(80ホン以上)を連続的に聞いていると、難聴になって、耳鳴りが起こることがあります。
観察のポイント
1.耳鳴りのする場所はどこですか
頭の中か、回りか、耳の下か。
2.どのような耳鳴りですか
時々か連続しているのか、キンキンと鳴るのか、ガーンと鳴るのかなど、音の質を確認する。
3.頭部の外傷や血圧の異常はないか
耳鳴りの手当て
1.耳あかが外耳道(耳穴)を完全に塞いでいるとき
子供の外耳道は傷つきやすいため、耳かきは使わず、必ず綿棒を使って、奥には押し込まないように注意します。
2.虫が耳の穴に入ったときは
よく、光を当てればよいといわれますが、逆効果もありうるので、ただちに病院での受診をお勧めします。
3.その他の耳鳴りがする場合
その他の耳鳴りの場合は、病気が原因ということもあるので、医師に相談しましょう。
以上が「耳鳴りがする」についてでした。
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めまいが起きたら!~こうする!耳鳴りとは?
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今回は「めまい・耳鳴りがする」のご案内です。
めまいにはヨモギが効くそうです。以外ですね。
皆さんおなじみのヨモギは、さまざまな効能があるといわれていますが、めまいをしずめてくれるという効果もあります。
初夏の6~7月ごろに葉を摘み取り、日干しにしてよく乾燥させて、保存しておけば色々と使えて便利です。
めまいには、
水600mlに乾燥葉一つまみを入れて、5~6分煮出したものを一日3回に分けて食前に飲用します。
めまい・耳鳴りがする
めまい時の手当て
1.適切な場所で安静にする
めまいが起こらないように頭を低くするなどして、頭の位置をしばらく安静に保ちます。
次に、直射日光の当たらない日陰の安全な場所で、目を静かに閉じます。
2.休むときは体を温かくする
体を温かくして枕は使用せず休みます。
光や音、振動は苦痛となるので、部屋は静かに、また暗くします。
3.嘔吐や吐き気を催すなら胃を冷やす
首は横に向け吐きやすくして、胃を冷やします。
4.めまいの起こり易い動きはしない
頭を急に動かす動作は避けます。
また、急に立ち上がったり、ちらちらと動くものは、なるべく見ないように心掛けます。
特に脳貧血が原因でめまいを起こし易い人は、急な運動は控え、緊張した姿勢を長時間にわたり、とらないようにします。
5.日常の生活は規則正しく
過労や睡眠不足はできるだけ解消し、飲酒、喫煙は抑えましょう。
耳鳴りの種類
耳鳴りとは、周りは静かでなんの音もしていないのに、耳の中やその周辺で、音を感じる場合をいいます。
また耳鳴りの症状は、内耳聴器とその中枢路に対して、異常な刺激が加わって、起こるものと考えられていますが、本当のことは未だに分かっていません。
耳鳴りで感じられる音はいろいろあって、ジージーというのが35%、ガー・ゴーが25%、キーンという音が23%ほどで、その他は、ザーという水の音、ブーンという飛行機の音、ピーという汽笛の音などです。
また、これらいろいろの音が、まざり合うこともあります。
周りが騒がしい場合は、気づかないことが多いようですが、夜など周りが静かになると、その音は強く感じるようです。
以上が「めまい・耳鳴りがする」についてでした。
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めまい!どうして起こるの?どのようなときに?
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今回は「めまい」のご案内です。
めまいには、目先がまっ暗になる感じのめまいと、体がふらふらするめまいや、体の周りがぐるぐる回る、感じのする回転性のめまいなどがあります。
高所によるめまいや、乗り物酔いのような生理的めまいは、特に心配ありませんが、原因のはっきりしないめまいが、少なくありません。
めまい
めまいが起こる仕組み
内耳は蝸牛(かぎゅう)という音を聞く部分と、体の平衡を感じる前庭器および三半規管から構成されています。
内耳の三半規管が健全であれば、目を閉じた場合でも、その場に立っていることができますが、この三半規管に異常が発生すると、目が回って動けなくなります。
そのほか目の病気や小脳の病気でも、めまいは起こります。
めまいの症状は、立ちくらみにも似ています。立ちくらみは、急に立ち上がったために、脳へ流れる血液の量が一時的に、足りなくなるために起こるもので、じっとして目を閉じていればおさまります。
観察のポイント
1.どのような状態のときに、めまいが起きましたか
うつむいていて急に顔を上げたときに、朝起き上がったとき突然に、また疲労のうえに睡眠不足が続いていた、立ち上がったときに、などの詳しい状況を把握します。
2.どのようなめまいですか
体が浮くような感じなのか、周りがぐるぐる回るのか、ふらつきがあるめまいかなど。
3.めまいが起こる前に、ほかの症状はありましたか
頭痛、吐きけ、嘔吐、息切れ、耳鳴り、動悸、難聴、手足や顔のしびれ、むせる、舌のもつれなど。
以上が「めまい」についてでした。
「めまい」は次回に続きます。
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「これで眠れた!」~寝床でできるツボ刺激!
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今回は前回に引き続き「眠れない-3」のご案内です。
寝付きが悪いうえ眠りも浅くまた、すぐ夜中に目が覚めるなど、の状態が続くとつらいものです。
不眠が起こる原因は、まわりの環境によるものであったり、睡眠前の飲みものや、薬による刺激、老いなどのほか、病気のときに起こりやすくなります。
また高齢など不眠の原因が、はっきりしている場合以外は、ほとんどの場合一時的な症状であり、その原因を取り除けば不眠は解消されるようです。
眠れないときに
不眠に効く寝床でできるツボ刺激
ツボ刺激で効果があるのは、神経性不眠といわれるもので、体の調子も悪くなく、不眠の原因が特に見当たらない場合です。
一番のお勧めの方法は、みぞおちから助骨のきわへの指圧によるマッサージです。
これは寝床でもできます。
呼吸に合わせて行う
あお向けに寝て、膝を立てたままでも足は伸ばしたままでも、どちらでもかまいません。
みぞおちのところに右手をのせて、左手をその右手の上にのせ親指を除いた8本の指を重ねておき、助骨の内側へと徐々に力を加えて、押し込むようにゆっくりと、息を吐き終わるまで押し続けます。
このようにして、みぞおちから助骨のきわに沿って、呼吸に合わせながら、指圧によるマッサージを行います。
これを4~5回繰り返します。
これでも効果がでない場合には
あお向けに寝たままで、両手の握りこぶしを背中へ回し、体の下に差し入れて、背骨の両側を上から下へと押していきます。
1ヵ所を握りこぶしでギュッと押したら、少しずらして、またギュッと押します。
このようにして、肩甲骨のあたりから腰のあたりまで、両こぶしで背骨の両側を押していきます。
この場合、呼吸のことは考える必要はありません。
このような方法で効果があるのは、背骨の両側には膈兪、膈関、至陽が、みぞおちから季助部には巨闕、期門など、お腹や胸の機能をコントロールする、不眠症を回復させるツボがあるからです。
以上が「眠れない-3」についてでした。
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