めまい!どうして起こるの?どのようなときに?
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「めまい」のご案内です。
めまいには、目先がまっ暗になる感じのめまいと、体がふらふらするめまいや、体の周りがぐるぐる回る、感じのする回転性のめまいなどがあります。
高所によるめまいや、乗り物酔いのような生理的めまいは、特に心配ありませんが、原因のはっきりしないめまいが、少なくありません。
めまい
めまいが起こる仕組み
内耳は蝸牛(かぎゅう)という音を聞く部分と、体の平衡を感じる前庭器および三半規管から構成されています。
内耳の三半規管が健全であれば、目を閉じた場合でも、その場に立っていることができますが、この三半規管に異常が発生すると、目が回って動けなくなります。
そのほか目の病気や小脳の病気でも、めまいは起こります。
めまいの症状は、立ちくらみにも似ています。立ちくらみは、急に立ち上がったために、脳へ流れる血液の量が一時的に、足りなくなるために起こるもので、じっとして目を閉じていればおさまります。
観察のポイント
1.どのような状態のときに、めまいが起きましたか
うつむいていて急に顔を上げたときに、朝起き上がったとき突然に、また疲労のうえに睡眠不足が続いていた、立ち上がったときに、などの詳しい状況を把握します。
2.どのようなめまいですか
体が浮くような感じなのか、周りがぐるぐる回るのか、ふらつきがあるめまいかなど。
3.めまいが起こる前に、ほかの症状はありましたか
頭痛、吐きけ、嘔吐、息切れ、耳鳴り、動悸、難聴、手足や顔のしびれ、むせる、舌のもつれなど。
以上が「めまい」についてでした。
「めまい」は次回に続きます。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。