うめぼしの効能は凄かった!1粒で美容・健康効果に古くから大活躍!
梅はバラ科のサクラ属の落葉高木で、はじめ烏梅(うばい)を薬用に中国から輸入し、梅と呼んだのが語源だとする説があります。
日本では古くから梅エキスを民間療法として活用し、その効果は、発熱や頭痛などを改善させます。
青梅を絞って煮詰めて梅エキスを作ります。
梅エキスは特に体調不良に効果があり、梅エキス小さじ1杯を熱湯で薄め飲用します。
各家庭では常備薬として、便利に梅エキスを保存しておき、頭痛を治すつぼである、こめかみに貼り付けて利用していました。
梅干しは、梅の実を塩漬けにしたもので、本漬の前に天日で乾燥させるので梅干し(うめぼし)と呼ばれる様になりました。
料理の調味を古く塩梅(あんばい)といったほどで、梅酢が酸味の代表でありました。
梅を貯蔵し、梅干しを作るようになった起源は明らかではありません。
最初は塩押しにして酸液をとった後うめの実をそのまま貯えていました。
のちに果肉を料理用または製菓用の梅醤(うめびしお)として利用し、色彩を良くするためにシソを加える様になったのは江戸末期です。
簡素で実用的な貯蔵食品として家庭常備の代表的漬物となりました。
その特効は科学的にも一般に認められています。
今も梅醤(うめびしお)として料理に使用されるほか、調味料として梅醤や製菓に利用されています。
うめぼし
効能
医者いらずといわれています。
疲労回復効果
疲労は身体に溜まった乳酸が主な原因です。
梅の実に多く含まれるクエン酸が乳酸の分解に効果があります。
なお梅干しにするとクエン酸の量が増加し、塩分も摂取できることから熱中症の対策にも効果があります。
医者いらず
一見、梅干しは酸っぱいので、酸性のように思われますが、実はアルカリ性です。
現代の食生活では加工食品が増加し、酸性の食品の摂取量が多くなっています。
体内が酸性に近くなると、身体の免疫力が低下し病気にかかりやすくなります。
梅干しはアルカリ性なので酸性を中和し、バランスを整えリンパの巡りが良くなります。
血液中の脂質が増加するとそれが原因で血液がドロドロになります。
うめぼしには脂質分解効果があるので食べれば血液がサラサラになり血液のドロドロを回復させ血液の循環を良くします。
全身の毛細血管を巡り、腰痛、肩こりに効果があり、肌荒れの改善や老廃物も排出しやすくなります。
また、冷え性改善にもなります。
その他免疫力をアップし・肩こり解消効果・ダイエット効果・動脈硬化予防効果などがあり、病気にかかりにくくなります。
腸内の悪玉菌を減少させ整腸作用を活発にし便秘にも効果があります。
梅干しは抗菌作用があり弁当やおむすびに入れると、食中毒菌を抑え腐りにくく長持ちさせます。
腹痛の時や胃もたれ、ムカつき、二日酔いなどにも効力を発揮します。
以上が梅干しについてでした。
梅干しは医者いらずとも呼ばれており、毎日食べれば万能薬となり、健康で病気知らずの身体になります。
ぜひ、日々の食事に取り入れましょう。