レバー(肝臓)の栄養と驚きの効果とは?
夏はなぜか無性に焼き肉が食べたくなります。
焼き肉にはロース、カルビーなど普通の精肉のほか内臓も欲しいですね。
特にレバーは焼き肉には欠かせません、レバーのない焼き肉はなぜか物足りなさを感じます。
内臓は体内の栄養分の貯蔵所であり、栄養が豊富です。
レバーを食べるだけで多くの栄養素が摂取できます。
また欧米では子牛の肝臓が特に喜ばれ貴重なものになっています。
夏バテを防止し暑い夏を乗り切るためにも食べたくなりますね。
レバー
レバ―とは
レバーは肝臓の事で、主に豚、牛、鶏のレバーが食べられています。
栄養素
鉄分
レバー100gに含まれる鉄分の量は、
豚レバー 13.0mg
牛レバー 4.0mg
鶏レバー 9.0mg
鉄分の含有量は全食品の中で一番多いです。
普段の生活でも鉄分は、1日1mg体内から消費されます。
レバーの鉄分はヘム鉄といい、ヘム鉄は酸素を能率的に運ぶので、貧血に特に効果的です。
ビタミンA
レバー100gに含まれるビタミンAの量は、
豚レバー 13000μg
牛レバー 1100μg
鶏レバー 14000μg
ビタミンAの豚レバーと鶏レバーの含有量は全食品の中で一番多いです。
ビタミンAは、皮膚や目の健康維持作用や抗酸化作用で老化防止の効果、また免疫力を上げる効果もあります。
葉酸
レバー100gに含まれる葉酸の量は、
豚レバー 810μg
牛レバー 1000μg
鶏レバー 1300μg
葉酸の含有量は全食品の中で一番多いです。
葉酸はビタミンB群の一種で、「造血のビタミン」とも呼ばれ、赤血球の生成を補助する作用をビタミンBと共に持っています。
ダイエット効果
レバーは、低脂質低カロリーであり、タンパク質が多く含有しています。
タンパク質は筋肉の保持増進にとって重要な栄養素です。
筋肉は基礎代謝を高め筋肉の増加により消費カロリーも増加し、脂肪燃焼の効果がありダイエット効果があります。
また鉄分は吸収率が高く新陳代謝を上げ、タンパク質同様に脂肪燃焼の効果があります。
美肌効果
成分のビタミンB2やレチノールが肌の新陳代謝を活発化させ、老廃物が溜まるのを防止し肌荒れやニキビの予防改善の効果があり、角質層のヒアルロン酸を増加させる作用により、しっとり肌にする効果があります。
ビタミンAはたるみ、しわ、シミの改善効果があり、鉄分にはくすみの改善効果があります。
以上がレバーについてでした。
特にレバーには鉄分、ビタミンA、葉酸の含有量が食品の中でも一番といわれ、ぜひ体の健康維持促進のためにも食べたい食材です。