つるむらさきの効能!家族で食べたい!
つるむらさきは、見た目にはほうれん草に似ており、同じ場所に置かれて売られている事があるので、間違って買ってしまう事があるかも知れません。
馴染みのあまりない野菜ですが、高い栄養価を持っています。
食べるとネバネバしていますが、これも栄養素の一つです。
ほうれん草よりも栄養面で優れています。
夏季は野菜不足になりがちですが、つるむらさきを食べる事により、野菜不足の解消にもなり夏季に適した食材です。
酢の物や野菜サラダなど色々な料理に使用する事ができます。
ぜひ積極的に食べたい食材の一つです。
つるむらさき
つるむらさきとは
原産地は熱帯アジアです。ツルムラサキ科の一年草の薬草および野菜で、鉢植えや庭園にして栽培されます。
生命力の強い植物で、育つ場所を選びません。
旬は7月~8月であり、その頃に多く出荷されます。
ハウス栽培もされており、一年中食べられます。
種類は二種類で、青茎種と赤茎種があります。
青茎種は茎が緑色であり、赤茎種は紫色の茎が特徴です。
2種とも食用ですが、日本では、主に青茎種が食べられています。
食用の青茎種に対して、赤茎種は観賞用とされています。
また、青茎種の中でも茎が太いものは緑茎太といいます。
国内では主に東北地方の山形県、宮城県、福島県で栽培されています。
栄養素
βカロテンが豊富で、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンK、パントテン酸、葉酸、ナイアシン、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、マンガン、銅、リン、ゲルマニウムなどが含有されています。
栄養素の効能
ムチン
つるむらさきのネバネバの成分はムチンです。
腸や胃の粘膜を守る作用や疲労回復の効果や整腸作用があり、少しの量で満腹感を与える事からダイエット効果があります。
βカロテン
βカロテンは抗酸化作用があり、体内の活性酸素を除く作用があります。
活性酸素は、良くない生活習慣が原因で増え、動脈硬化、老化の促進、癌の発症リスクを高くします。
これらの事から動脈硬化予防や老化予防に効果があります。
カルシウム
ほうれん草の約4倍のカルシウム含有量があります。
カルシウムは骨にとって重要な栄養素で、骨粗しょう症の予防や歯を強くする効果があります。
マグネシウムと一緒に摂取する事で効果が高まります。
ビタミンA
皮膚の健康を保持する作用があります。
ビタミンC
ビタミンCは、そばかす、しみを予防し、美肌の効果があります。
ビタミンK
止血する作用があります。
亜鉛
亜鉛は摂取するのが難しい成分なので、つるむらさきを積極的に食べて摂取しましょう。
以上がつるむらさきについてでした。
摂取する事が難しい栄養素がつるむらさきには含まれています。
ぜひ、積極的に食べましょう。