肝臓を元気にする!~これらをためされてはいかがでしょう!
ダイズは、豆のなかでも最も多くタンパク質を含んでおり、畑の肉ともいわれるほど、栄養にすぐれた食品です。
タンパク質のほかにも、レシチンという成分も豊富に含まれています。
普通、肝臓には、脂肪が5%ほど含まれているといわれ、その大半はリン脂質で、この脂質の主成分がレシチンです。
脂肪肝になると、中性脂肪が多くなりレシチンが少なくなります。
レシチンは細胞膜や小器官の膜を構成するうえで必要な成分です。
このレシチンは、細胞のエネルギー産生や、細胞を正常に保つ働きがあります。
弱った細胞を活性化するためにも、十分なレシチンが必要となります。
肝炎を改善
肝炎を改善するビタミンE
人間のからだは、60兆ほどの細胞からできているとされています。
その細胞膜はタンパク質が密に分布していて、必須脂肪酸である、リノール酸からできています。
このリノール酸は酸化しやすく、酸化すると有害である過酸化脂質に変わります。
ビタミンEは、リノール酸の酸化を抑制する作用があり、過酸化脂質の生成を抑えてくれます。
ビタミンEが不足すると、からだにとってよくない過酸化脂質が、体内に増えてきます。
この結果、肝硬変や肝炎など誘発してしまいます。
これらを防ぐためには、ビタミンEを十分とる必要があります。
また、ビタミンEは、壊れた細胞を修復したり、細胞の機能改善する作用があるので、肝炎の治療にも効果があるわけです。
肝臓病には
肝臓病によく効くメグスリノキ
メグスリノキは、日本列島の特産で、カエデ科の落葉高木です。
葉は3個の小葉からなり、表面には立ったあらい毛が生えています。
翼果は長さ3~4cmもあり、葉と同様に毛が生えています。
秋になるとかえでと同じく、美しく紅葉します。
古くは、民間薬として樹皮を煎じて、洗眼料として用いていたため、「目薬の木」といわれるようになったそうです。
専門家の間でも、メグスリノキは、肝臓病によく効くことから、薬用植物として知られていたそうです。
実際に、肝障害を起こさせたモルモットに、メグスリノキの成分を投与したところ、肝障害が改善されたという結果がでています。
メグスリノキは、春から夏にかけて小枝や葉を採取し、水洗いしてから、日に干してよく乾燥させます。
利用法は、水300mlに、乾燥させたもの5~10gを入れ、1/3量になるまでとろ火で煎じます。
この煎じ汁を一日分として、毎晩服用します。
以上です。
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