働き盛りのサラリーマンを突然襲う!そのわけは?
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今回は「職場や仕事上のストレスが引きがね」のご案内です。
近年、心の病におちいる中高年のサラリーマンが増え、これが一つの社会現象にまでなっているようです。
これは今の管理社会のなかで、中高年者にとって重圧感の裏づけともいえます。
たとえば、平成28年中の自死者の推移をみてみると、全年齢を通して40才代が最も多く、50才代、60才代とつづいています。
男女別では、男性が女性よりもはるかに多いことがわかります。
原因・動機別では、健康問題が全体の50%と半数を占めています。
熟年あるいは中高年といわれる人たちの自死にいたる背景には、急増している心身症や、うつ状態が原因であるといわれています。
職場や仕事上のストレスが引きがね
このように急増している理由は、完璧主義の人や責任感が強すぎるといった人も少なくないでしょう。
また、職場における人間関係、仕事が合わない、ポジションの違い、移動・転勤などがきっかけとなり、心身症やうつ病あるいは、ノイローゼなどに陥ってしまう人がふえているのです。
なかでも最も多いのは
職場における人間関係で、同僚や上司、部下との関係をめぐる確執です。
中間管理職といわれる人が、上からの命令と下からの突き上げとの板ばさみになり、心の病に陥ってしまう場合です。
また、地位昇進による重圧感が、あるいは左遷による敗北感など、いずれにしてもサラリーマンにとって、大きなストレスの要因となります。
このほかにも
単身赴任の場合も原因の一つといわれています。
また、日本では長寿国といわれ女性、男性ともに、平均寿命80才を超えており、中高年者の転職や再就職がふえた現在では、職になじめないためのストレスも多いと聞いています。
IT化が進むなかで、これらについていけないことも悩みの一因でしょう。
このようなストレスが蓄積されると、心身症やウツ状態、さらにはノイローゼという心の病気として、体にあらわれてくるのです。
こうした状況に陥る前に
薬物中毒やアルコール依存症に、薬に依存して薬物中毒や、アルコールにおぼれて、アルコール依存症になる人も多くいるといわれています。
同じ環境でも
同じ状況下であっても、すべての人がこのような心の病に、かかるわけではありません。
心の病に陥りやすい人は一般的に、責任感が極端に強い人、神経質な人、完全主義の人などに多いといわれています。
また、中高年は一家を支える大黒柱であるだけに、大黒柱が心の病気にかかると、家族の負担も大きくなるでしょう。
仕事以外にもスポーツを楽しんだり、趣味などにより心に余裕をもちたいですね。
以上が「職場や仕事上のストレスが引きがね」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。