せき・のどに効く民間療法!~ダイコンあめ!その作り方!
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今回は「せき・のどに効く民間療法-2」のご案内です。
日本人は弥生式文化のころから、シソの魅力に取りつかれていました。
このシソは民間療法として、せき・カゼ・痰などの症状にも有効です。
しば漬けや梅干しの紫紅色は、シソの葉に含まれるチアニンという色素によるもので、酸に合うとその独特の紫紅色になります。
療法で用いるシソの葉は夏季に採取し、半日ほど日干しにした後、風通しのよい場所で陰干しします。
また、種子は10月ごろに実を採取し、もんで種子をとり出して陰干しにします。
チリメンジソ(縮緬紫蘇)の葉から、アントシアン配糖体ペリラニン(色素など)が 取り出されます。
また、シソの香気はシソ油で、この成分はペリラアルデヒドを含んでおり、強い防腐力があります。
せきやカゼの症状には、水400mlに、乾燥シソ葉5~10gを入れ、1/3量になるまで煎じます。
この煎じ汁を一日分として、2~3回に分けてその都度温めて、服用すると効果があります。
次にせき・のどに効くダイコンあめをご紹介します。
せき・のどに効く民間療法-2
ダイコンあめ
ダイコンは養生三宝のひとつ
ダイコンは、とうふと白菜とともに、精進料理の養生三宝といわれるもののひとつです。
また、すずしろともいわれ、七草がゆのひとつで、万病によいといわれています。
ダイコンは、全体の94%が水分で、その成分は消化酵素ジアスターゼや、ビタミンCが100g中15mg含まれ、葉にはビタミンAやCが含まれています。
繊維質も多く含まれており、この繊維質が、腸内でビタミンBやKをつくる細菌の、培養を促進します。
これには、腸内発酵を防ぐ作用があり、下痢や便秘の症状の人に効果があります。
また、体内の有害な老廃物が排出され、美容や健康にもよく、老化を予防してくれます。
また、カゼによりせきやのどが痛むときには、ダイコンあめを作って飲みましょう。
ダイコンに含まれる酵素とビタミンCが、ハチミツと合い混ざって、のどの炎症を和らげ、せきをしずめて痰を除いてくれます。
ダイコンあめの作り方
材料:ダイコン小1/4本、ハチミツ1~2カップを用意する。
①2cm角に切ったダイコンとハチミツをビンに入れる。
②ビンに漬けておくと、ダイコンが浮いてくるので、浮いてきたダイコンをすくいとり除く。
③ダイコンエキスがしみ出た液を飲む。
このダイコンエキスを一日に2~3回、小さな杯に一杯ずつ飲むと、のどの痛みが治ります。
以上が「せき・のどに効く民間療法-2」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。