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アレルギーによる病気!~薬物アレルギー!

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ご覧いただきありがとうございます。

今回は「アレルギーによる病気-3」のご案内です。

アレルギーは次世代に現れやすい優性遺伝です。

両親のどちらか一方がアレルギーを持っていると、子供の25%~50%に遺伝するといわれています。

また、両親ともにアレルギー体質の場合には、子供の70%以上にアレルギーが出る可能性があります。

しかし、アレルギー体質が遺伝しても、必ずしも、その症状は両親と同じとはいえません。

たとえば、親がアレルギー性皮膚炎の場合でも、子供はゼンソクといったことも少なくありません。

 

 

アレルギーによる病気-3

薬物アレルギー

薬物アレルギーとは、ある種の薬に対して、過敏な反応を示すことをいい、アレルギー体質の人に起こることが多く、同じ薬を長期間服用していると、起こりやすくなります。

薬の服用が一定量を超えた場合には、だれにでも中毒症状が出るのに対し、薬物アレルギーの場合は、少量の服用でも反応を起こします。

また薬効が異なっていても、同じような症状が起きることも特徴です。

 

症状・原因

症状としては皮膚症状が最も多く、皮疹、ジンマ疹、固定疹、剥離性皮膚炎など。

また、全身症状としては、アナフィラキシーショックがあります。

フェノチアジンやサルファ剤による日光皮膚炎、化粧品や漆によるかぶれなどは遅延型アレルギーによる皮疹。

その他、肝障害、脳・神経系障害、造血障害、血清注射で起こる血清病などがあげられます。

 

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治療

まずその薬の服用をやめることです。

アナフィラキシーショックの症状が起こったら、医師によって抗スタミン剤、昇圧剤、輸液、副腎ステロイド剤の注射などを施し、その症状に応じた、適切な対症療法が行われます。

呼吸停止や窒息の場合には、酸素収入、気管確保、人工呼吸などの療法を素早く行います。

副腎皮質ステロイドは、アレルギー症状によく効きますが、長く使っていると、副作用が起こりやすくなるので、回復後はなるべく早くやめます。

また、抗ヒスタミン剤は、ジンマ疹などの皮膚症状に効果があります。

 

予防

アレルギーのある人は、その旨を必ず医師に伝えて、投薬してもらいましょう。

これまでに、ある特定の薬に対して、アレルギーのあった人が、再び使用すると、ショック症状を起こす場合があります。

また、薬を連用するとアレルギーを起こしやすくなるので、薬の使用の際は、自分の判断で長く使うことは避け、必ず医師の指示に従います。

 

以上が「アレルギーによる病気-3」についてでした。

少しでも参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。