腹痛の手当て!これが大切!
今回も前回に引き続き「腹痛-3」のご案内です。
前回、民間療法として、腹痛(便秘、下痢)に効く薬草には、ゲンノショウコをご紹介しました。
・キンミズヒキの利用法、下痢を伴った腹痛のとき、水400~600mlに、乾燥した全草8~15gを入れ、1/2~1/3量になるまで煎じます。
この煎じ汁を一日分として、3回に分けて温かいうちに飲用します。
人によってはゲンノショウコより効果があります。
・キランソウの利用法、下痢を伴った腹痛のとき、水400~600mlに、刻んで乾燥したもの10~15gを入れ、半量になるまで煎じます。
この煎じ汁を一日分として、3回に分けて熱いうちに飲用します。
飲用のつど温めます。
腹痛-3
腹痛の手当て
1.急を要するものかそうでないかの判断を
暴飲暴食など心当りがある場合は、それほど心配する必要はありません。
しかし、これといった心当りがなく激しく痛む場合や、腹痛以外にも幾つかの症状がある場合には、急いで医師にかかりましょう。
2.安静にする
吐血のある場合や、激しい痛み、下血をともなう場合には、止血のためにも静かにして寝るようにしましょう。
3.温かくする、冷やす
一般に腹痛のときは、温めると痛みが和らぎます。
胃・十二指腸潰瘍、急性胃炎、下痢、尿管結石、胆石、腎結石などは、温湿布や湯たんぽ、懐炉などで温めます。
ただし、急性の炎症である急性虫垂炎や腹膜炎の場合には、逆に氷で十分に冷やす必要があります。
温まると益々病気を悪化させます。
また、腹痛は一般に熱があって、寒けを催すことが多いので、足元に湯たんぽをおき、体は毛布などで保温して、体全体を温かくします。
4.激痛によりショックを起こしたときには
急を要する手術という場合もあるので、すぐ医師に連絡して、その指示を待ちます。
また直ぐに救急車をお願いして、病院へ運搬することも必要です。
以上が「腹痛-3」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。