腹痛!観察のポイント~どこがいつからどのように!
ご覧いただきありがとうございます。
今回も前回に引き続き「腹痛-2」のご案内です。
一口に「腹痛」といっても、その症状や原因はさまざまです。
原因をよく確かめ、その症状に合った、治療法を行なうことが重要です。
また、民間療法として、腹痛に効果がある薬草には、ゲンノショウコがあります。
便秘や下痢にともなった腹痛に効果があります。
下痢のときの利用法は、水400~600mlに、刻んだ乾燥ゲンノショウコ10~20gを入れ、半量になるまで煎じます。
この煎じ汁を一日分として、3回に分けて温かいうちに飲用します。
また便秘には、冷ましてから飲用します。
温かいうちは、下痢に有効なタンニンがよく溶解しているので、下痢症状にはより効果的です。
しかし冷めると溶けていたタンニンは、沈殿や分離をして、タンニン以外の成分が、下剤として作用するとされています。
腹痛-2
観察のポイント
1.どこが痛みますか
腹部全体か、上腹部か、下腹部か、みぞおちか、へそ周りか、右側か、左側か。
また痛むところが移動していくかなど。
このように、痛むところとあらわれ方を確認することが大切です。
2.どのような痛み方ですか
ゆっくりと痛みが起こってきたのか、急に襲ってきたのか。
その痛み方は、がまんができるか、または激しい痛みなのか。
時間の経過とともに、その痛みはどうなのか。
間欠的なのか、それとも長時間継続しているのか、また痛みの移動や拡散など、状況はどうなのか。
3.過労ぎみでは、暴飲暴食では、
4.ほかにも別の症状がありますか
5.食欲、体重、排便、排尿の状態など、日常生活において何か変化はありましたか。
6.以前にも同様な腹痛があったとか、以前開腹手術を受けたなど、ありませんでしたか。
以上が「腹痛-2」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。