ツボ!家庭でできる!~心地良いと感じるやり方 その2
ご覧いただきありがとうございます。
前回は、「家庭でできるツボ刺激 その1」で、その内容は、「心地良いと思うツボ刺激のやり方」についてでしたが、今回は、ご家庭でできるツボ刺激の具体的な方法のご案内です。
その方法を取り上げてみると意外と多くの方法がありますね。
心地良いと思われる自分に合った方法で、ツボ刺激を行っていただくと良いと思います。
次に記した内容を参考にして行ってみてくださいね。
家庭でできるツボ刺激
指圧・マッサージ
方法①
なでる、さする(軽擦法 ケイサツホウ)
マッサージで最もよく使われる手法。
治療される人の肌に手の平をぴたりとくっつけて、適当な力を加えながら、さすったり、なでたりします。
マッサージは始めから終わりまで同じ強さでするのがコツです。
肌と手指との間にすき間ができると、指先だけに力が入ることになり、治療される人は痛みを感じるだけで、効き目が悪くなります。
マッサージする体の部分やその面積によって、手の平全体を使用したり、親指だけ、または、他の指をそろえて使用したり、指でつまむようにするなど、マッサージする部分によって使い分けます。
家庭では、ブラシやタオル、瓶などを使用して行っても良いでしょう。
方法②
もむ(揉捏法 ジュウネツホウ)
主に筋肉を対象として行います。
指先だけに力を入れず筋肉をしっかりと掴んで、手くびやひじを動かし、手の平全体または指の腹全体で軽く、小さな輪を描くようにして柔らかにもみほぐし、こねます、指先だけで力を入れもむと皮膚をすりむく事があります。
コツは、固い筋肉は強く、柔らかいところは弱くが基本です。
方法③
ふるわす(振せん法)
手の平や指先をぴたりと肌に押し付けながら、そこを細かく震わせて、リズミカルな振動を与える方法。
方法④
たたく(叩打法 コウダホウ)
両手または片手を使ってたたきます。
手首を柔らかにして、ひじから先を上下に早く動かし、軽くリズミカルにたたくことがコツです。
固い大きな筋肉や広い所は、軽く握ったこぶしの下の小指側でたたき、柔らかで狭い所は、指先または親指以外の指を使い物を切るようにたたきます。
この方法は、軽く短時間で行うと、筋肉や神経の機能が高まりますが、逆に、強く長時間たたくと、かえって機能を抑制することになります。
方法⑤
押す(圧迫法)
手の平、または指を使用して体の部分を圧迫する方法です。
その方法は、それぞれのツボに3~5秒間圧迫します。
このとき大切なことは、治療する人の体重を指先に集中し、治療される人の体に応じて圧力を加減しながら、その人の体の中心に向かって押すようにします。
押すときのポイントは、力を徐々に加えていき、徐々に緩めていくようにすることです。
この方法は、筋肉のケイレンや神経痛の痛みを取るのに適しています。
以上が「ツボ!家庭でできる!~心地良いと感じるやり方 その2」についてのご案内でした。
次回も家庭でできるツボ刺激の具体的な方法をご案内します。
ぜひ、ご覧ください。