ツボ刺激!「お家でおこなう!」編 その1
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「家庭でできるツボ刺激」についてです。
ツボ押し治療の魅力は何といっても手軽に、ご家庭でもできるということではないでしょうか?
ご家庭で自分一人で行っても良いですし、自分一人ではとどかない所のツボは、ご家族の方にお願いして行っても良いと思います。
ツボ治療を有効に行っていきましょう。
しかし、コツや注意点もいくつかありますので、次の内容を参考に行っていただければ良いと思います。
家庭でできるツボ刺激
指圧・マッサージ
心地良いと感じる方法で
ツボを使用した治療法には、マッサージや指圧、灸やハリなどがあります。
指圧とハリはツボを刺激し体の機能を高める働きをします。
例えば、血圧が高ければハリや指圧を、逆に血圧が低ければ灸やマッサージが良いということです。
しかし、人それぞれ相性というものがありますので、自分がやってみて自分に合った心地良いもの、また、長く続けることができそうなものが良い治療法といえるでしょう。
コツと注意点
押してみて痛いと感じれば強めに、痛いと感じなければ逆に弱めに
軽くツボを指で押してみましょう。
そして痛さを感じれば機能が高ぶりすぎた状態ですから、機能をしずめるための治療を行います。
つまり、ツボを強めに押せば良いということです。
押しても、逆に痛みがなく、心地良ければ機能が鈍り衰えている状態ですので、機能の衰えを補う治療として、そこを軽く押します。
きき手側に相手を寝かせて行う
指圧する人は指先に体重をかけながら適当な強さに調整し押すことです。
そのためには、治療をする人の身構えが重要で、常にきき手側に相手を寝かせ、正座位または片ひざ立ての状態で行います。
押す方向は、いつも相手の体の真ん中に向かって押すようにします。
圧迫していく間隔は3~5cmくらいで、指先を移動させながら順々に押していきます。
帯やベルトは外して行う
腰やお腹を治療するときは、食後30分以上たってから、そして必ず排尿、排便後に行うようにします。
また、帯やベルトなどは外して、体をリラックスさせた状態で行います。
指圧する人は、手は清潔にして、つめは短く切りましょう。
急性病や伝染病は避ける
ひどい湿疹がある皮膚病や皮膚が化膿しているとき、急性病で熱が高く安静を必要とする場合、重い胃潰瘍・十二指腸潰瘍や悪性の腫瘍にかかっているとき、あるいは妊婦さんのお腹などを行ってはいけません。
また、伝染性の病気にかかっている場合も行ってはいけません。
以上が「家庭でできるツボ刺激」についてのご案内でした。
次回は「家庭でできるツボ刺激」についてのより具体的な方法をご案内します。
ぜひ、ご覧ください。