健康のためのツボ知識!~知っておきたいツボの探し方
ご覧いただきありがとうございます。
ツボについてご案内をしていますが、ご覧になって、ツボについて少しでも関心を、お持ちいただけたでしょうか。
なかなかツボは奥が深いですね。
これまではツボについての概要でしたが、今回からは、少し深くツボの場所やツボ治療について、具体的な方法をご案内していきます。
今回はツボの探し方です。
ツボの位置は人それぞれ微妙に違うので、自分の体のツボは、自分で探せる様になっていただけたらと思います。
ツボの探し方
人によって微妙に違うツボの位置
ツボによる刺激は、ツボを見つけることから始まります。
普通は、ツボは点ではっきりと人体図に印がつけられ、そこに名前が記されています。
しかし、実際の体の上では、正確な位置は、はっきりと分かりません。
ということは、ツボは人体図で位置を示すときのように、必ずしも点状にあるとは限らず、たまには直径が2cm程度の大きさとして触れることもあれば、やや筋状に触れることもあります。
しかも重要なことは、人それぞれにツボの位置が微妙に違っていることです。
また、人間は十人十色といわれるように人それぞれ、顔の表情や性格が違うように、ツボにも人によって違いがあるのです。
そのことから、ツボの図も示された位置のそこ一点と受けとるのは間違いで、あくまでも目安として、だいたいの位置を示したものと考え、その近辺を探りツボを見つけてください。
自分でツボをさがすコツ
(ツボを示す図がないため分かりづらいと思います。次回から図にてご案内します。)
まず最初に、病気名や各症状ごとに図示されたツボの近辺を、手のひらか指で軽く、静かにさすってください。
もちろん、ツボと全く関係ない場所もさすってみます。
その場所が他の場所よりカサカサしていたり、ザラザラしている、または、こりがある、あるいは、しみやほくろが多発している、小さな皮膚疹(ツブツブ)がある場合、そこを皮膚だけ軽くつまんでみてください。
きっと、指でつまむと、他とは違った強い痛みを感じる部分があるはずです。
次に、その辺りを親指または、人さし指と中指で軽く押してみます。
その場合、特別に押されたと感じる部分は、ツボではありません。
押されたときに、痛みを感じるところがツボなのです。
(体重計を指で押して、1~2kgになるくらいの圧をかけます。その感じをつかんでください。)
さらに圧を強くして3~5kgになるくらいに押すと、強い痛みに加えて、押している指先に、固いコリやシコリにふれるはずです。
このとき、指先で、もむように押し込むとよく分かります。
以上のように、皮膚がカサカサ、あるいはザラザラして、皮膚疹やしみが多発しているところや押して痛みがあり、さらに圧を加えると強い痛みとともに、深いところにコリやシコリを感じるところ、そこが本当の「生きたツボ」であり反応の強い、効くツボなのです。
このツボ探しが、治療の要になります。
以上が「健康のためのツボ知識!~知っておきたいツボの探し方」についてのご案内でした。
ツボについて少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。