ピーマン苦い!健康に良いってホント?
今日は、ピーマンについて書きます。
ピーマンといえば独特の苦みのある味が特長です。
私はピーマンを食べるとその苦みによって、昔からことわざにあるように良薬は口に苦し、ではないですが、すごく健康になった気がします。
またやや歯ごたえのあるパリッとしたその感覚がたまらないです。
身近にあるピーマンですが、多くの有効成分が含まれており、身体にとって様々な効果があります。
色も成長段階で異なり栄養素も若干違いがある様です。
その違いも書いて行きます。
ピーマン
ピーマンとは
ピーマンはとうがらしの一種で、中南米原産であり、トマトなどと一緒のナス科です。
その名はフランス語の「ピマン (piment)」に由来しました。
また、コロンブスによってヨーロッパに伝えられ、日本には仙台藩の支倉常長により取り入れられたといわれています。
ピーマンに含まれる成分
ピーマンに含まれる成分は、ピラジン、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンP、カテロン、カリウムの他、鉄やカルシウムなどのミネラルも多く含まれています。
トマトと比べ、ビタミンCが4倍、レモンの2倍も含まれています。
ピーマンの効果
夏バテ防止・疲労回復・免疫力強化・風邪予防・美肌・動脈硬化予防・高血圧・脳梗塞・心筋梗塞などの心臓病
夏バテ防止効果
ピーマンは豊富な栄養素があり、夏バテ防止効果のある黄緑色野菜といわれています。
その理由として、ビタミンAとビタミンCを多く含んでおり、人体の細胞を活発にし、
夏の暑さによる食欲不振を防止する効果があります。
また疲労回復の効果もあります。
色(種類)による効果
ピーマンの色によって、栄養の効果に違いがあります。
緑色ピーマン
血液をサラサラにし、血栓や血液凝固を防ぎ、高血圧や脳梗塞、心筋梗塞などの心臓病の予防に有効です。
また、クロロフィルが含まれており、貧血予防効果もあります。
赤色のピーマン
緑色のピーマンが成熟すると甘味が増加し、苦味は少なくなり赤色に変わります。
緑色のピーマンに比べ、高糖度のため苦味はあまり感じませんし、ビタミンはおよそ2倍も含まれています。
黄色ピーマン
赤ピーマンへの成熟途中のものが黄色ピーマンです。
緑色のピーマンが成熟すると黄色いピーマンになります。
含まれる栄養素は緑色と赤色の中間です。
ピーマンに含まれる栄養素
βカロテンが豊富
βカロテンは、肌や粘膜の健康保持の作用があり、風邪予防や肌荒れを防ぐ効果があります。
※赤色ピーマン、黄色ピーマンは、緑色ピーマンに比べてカテロンが豊富で抗酸化作用が高いです。