特効ツボ!あなたの病気に効くのはここだ!~「胸」「お腹」編
ご覧いただきありがとうございます。
特効ツボの位置について、「頭」「顔」「首」についてご案内しましたが、今回は「胸」「お腹」の特効ツボについてです。
病気があらわれるツボの位置を知りたい方は、次にツボの位置を記載していますので、参考になさってください。
実際にツボ治療されると、意外な効果を発見できるかも知れませんね。
ツボ治療にはツボ押し治療や針・灸治療などがありますが、その中でもツボ押し治療は、その症状のツボの位置が分かれば、自宅でも一人で行うか、または家族にお願いするなど手軽にできるので、ぜひツボの位置を覚えてツボ治療をやってみてくださいね。
特効ツボの位置
「胸」「お腹」の特効ツボ(下図⑨~⑬を参照)
⑨天突(てんとつ)
胸骨のすぐ上に、くぼみのある所の、まん中にあるツボです。
あごを上げて、のどの中央部を下の方向に指で触っていくと、胸の骨に当たった所の、くぼみがその天突です。
扁桃炎、鼻カタル、せき、しゃっくり、声がれなどに効きます。
疲れなどからくる、のどの「いがいが感」の症状は天突を押すと楽になります。
⑩膻中(だんちゅう)
胸骨の中央にあって、左右の乳くびを結んだ線のまん中にある、くぼみがツボです。
膻中は、せきや息苦しさ、心臓の動悸に効き、また助間神経痛、神経性の胸痛、ヒステリーなどにも効果があります。
このツボの辺り一帯の体表には、内臓の異常が良く表れてくる所から、現代医学でも重要視されています。
⑪中府(ちゅうふ)
ゼンソクの発作に効果があるツボとして、特に知られています。
鎖骨から1寸5分(約3cm)ほど下の部分を左右同じように軽く押すと、コリコリとした、しこりのようなものを感じます。
ここが中府のツボです。
せき、息切れや動悸など、胸苦しい、息苦しいという時に効くツボです。
⑫中脘(ちゅうかん)
へその上約4寸(約8cm)の所で、みぞおちとへその間にあるツボです。
中脘の脘は胃の口のことで、胃の下口を下脘(へそ上約2寸、約4cm)、胃の上口を上脘といわれています。
中脘は胃の中心部にある所から、胃に関する症状に特に効きます。
⑬神闕(しんけつ)
へそに当たる場所にあり、お腹を温めるツボです。
以上が「特効ツボ!あなたの病気に効くのはここだ!~「胸」「お腹」編」についてのご案内でした。
次回も「胸」「お腹」の特効ツボについてのご案内をします。
ぜひ、参考にしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。