特効ツボ!高血圧や腰痛などに効くツボはここ!~「背中」「腰」編
ご覧いただきありがとうございます。
今回も引き続いて特効ツボについてのご案内です、これで11回目となりました。
前回は「手」「腕」のツボということで、手の届く場所でありツボ押し治療は簡単にできますが、このたびは「背中」「腰」です。
「背中」については、場所が場所であり自分では手が届かないため、ツボ押し治療はできませんね。
家族や友人にお願いしてやっていただきましょう。
ぜひ、背中と腰のツボ押し治療もやってみてくださいね。
また、改めてツボは数が多いと感じます。
ツボ数が多く場所と効果を覚えるのも大変ですね。
しかしその場所とその効果を知っておくと、ツボ治療に大いに役立ち自分の健康につながるのではないでしょうか。
特効ツボの位置と効果
「背中」「腰」の特効ツボ【図①~⑦参照】
①肩井(けんせい)
肩井は肩こりに特効のあるツボです。
肩先と首の根元とのほぼまん中にあるツボで、乳頭からまっすぐ上に引いた線と肩とが交差する所にあります。
文字のとおり肩の井戸、すなわちエネルギーの湧き出る所です。
高血圧や寝違え、圧首のこり、後ろ頭の神経痛、気持ちの高ぶりにも効果があります。
②肩髃(けんぐう)
肩髃は腕を水平に上げたとき、肩の関節部にくぼみができます。
そこが肩髃のツボです。
このツボは五十肩に特効があります。
③心兪(しんゆ)
息切れ、動悸や胸苦しさなどの時それらをととのえるツボです。
第5胸椎棘突起(きょうついきょくとっき)の下、背骨の両側約1寸5分(約3cm)の所にあります。
肩甲骨の下端より少し上の辺りにあります。
昔から心兪は心の臓に邪気を注ぐ所といわれており、心臓発作など発症するとここが痛みます。
こういう時には、自分で心兪と膻中(だんちゅう)、左手の平、小指側、巨闕(こけつ)を強く押すと効果があります。
④命門(めいもん)
命門は、へその上縁の線を横から背中へとたどって行き、背骨に当たった所で第2腰椎の下のくぼみがツボです。
精力減退、体力の弱まり、腰痛、足の神経痛、生理不順などに効果があるツボです。
⑤腎兪(じんゆ)
腎兪は、スタミナをつけるツボで、命門の左右約1寸5分(約3cm)の所にあります。
肝兪(かんゆ)と同様にいろいろな症状の治療に使用されるツボです。
⑥大椎(だいつい)
大椎は首を前方に曲げたとき、首のつけ根に突き出る骨の下部のくぼみがそのツボです。
このツボは、ゼンソク、ジンマ疹、鼻カゼや首から肩にかけてのこりなどによく効果があります。
⑦身柱(しんちゅう)
身柱は、第3胸椎(きょうつい)の下部にあり、特に体力回復や子供の体力づくりにも有効です。
また、呼吸器系の熱をさます効果もあります。
以上が「背中」「腰」のツボについてのご案内でした。
次回も特効ツボについてのご案内をします。
ぜひ、ご覧ください。