特効ツボの位置と効果 覚えておきたい!~「頭」「顔」編
ご覧いただきありがとうございます。
ツボについてご案内していますが、ツボの概要のほか、具体的なツボの位置と効果を早く知りたい、と思っておられる方がいるかも知れません。
今回は、「頭」「顔」の特効ツボについてご案内します。
ツボは押すと気持ち良い所や、また、コリがある部分を強く押すと、強い痛みを感じる所もありますよね。
強い痛みを感じる所が体のある部分の不調のあらわれです。
ツボを押しほぐすことで、治療ができるのであれば手軽で良いですよね。
ぜひ、そのツボを見つけ健康を取り戻しましょう。
特効ツボの位置と効果
ツボの位置を表示する「寸」は、尺貫法の寸とは違います(写真①~④参照)
ツボの位置を表示するとき、寸や分という単位が使われますが、これは尺貫法の寸、分とは違うことを知っておいてください。
ツボ療法でいう1寸とは、その人の①親指のいちばん太い部分の横幅、または②中指と親指っで輪をつくったときの、中指の第2節の両端にできるしわの、末端から末端までの長さです。5分はその半分の長さです。
普通、1寸は約2cmです、人によっては2~3mm前後の差があると考えれば良いでしょう。
また、③2寸は親指を除いた手指の横幅3本分、④3寸は4本分と思ってください。
ただし、ツボの位置は前で述べたように、人によってそれぞれ個人差があり、説明文に記された標準位置または図で示されている所、よりややずれたところにある人もおり、あくまでその人にあったツボを探すことです。
頭と顔の特効ツボ(下図①~③を参照)
①百会(ひゃくえ)
頭の頂上にあるツボ。
両耳から頭の頂上に向かってまっすぐ上がる線と、みけんから頭の頂上にまっすぐ向かった線とが交差する所が百会です。
このツボは「項門の一針」といわれ、全身にエネルギーが循環する全ての経路がここに集まるため、あらゆる病気に対して特効のツボとされています。
特に頭痛、高血圧、乗り物酔い、痔に効果があります。
②印堂(いんどう)
印堂は左右の眉の中心にあり、頭痛、めまい、鼻血、小児のひきつけ、不眠症に効果があります。
③四白(しはく)
四白は、指で目の下縁を辿ってゆくと、皮膚の下にかたい骨があります。
その中央から1寸ほど下がった所の、小さな骨のくぼんだ部分です。
ここのツボは、顔の神経痛や疲れ目に特に効果があり、蓄膿症や上歯の痛みなどにも効きます。
以上が「特効ツボの位置と効果 覚えておきたい!~「頭」「顔」編」についてのご案内でした。
次回も特効ツボの位置と効果についてご案内します。
ぜひ、参考にしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。