下痢になってしまった!どうすればいいの!
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「下痢になってしまったら」のご案内です。
下痢の症状には、一日一回程度の軽いものから、一日何回もトイレへ行かなくてはならないような、重いものまであります。
また、ときには激しい腹痛とともに、頻繁に便意をもよおすのに、トイレに行っても排便がなく、トイレから出るとまた便意をもよおすといった場合もあります。
このような状態を俗に裏急後重(りきゅうこうじゅう)、または、しぶり腹といいます。
これにはさまざまな原因があるようで、自分の判断で安易に下痢止め薬を用いるのは、
よくないといわれています。
下痢のときは絶食が流動食を
ひどい下痢でも、1~2日絶食すると自然に治癒力が働いて、回復するものです。
しかし、軽い下痢のときは、絶食はせず回復するまで、数日、重湯やスープなどの流動食をとります。
流動食は、食べやすく、小量でタンパク質やエネルギーがとれるものにします。
回復したら普通食へと戻すのが良いでしょう。
重湯
厚手のなべか土なべに、洗った米と水(分量の8~10倍)をいれて強火にかけます。
ふきこぼさないように火を調節し、15分ほど煮てガーゼでこします。
梅びしや梅干しを加えるとあっさりします。
コンソメスープ
スープはチキンやビーブのだしをベースにして、みそ、しょうゆ、塩などの調味料で薄く味つけします。
固形スープを用いる方法もありますが、鶏ガラや肉でだしをとった方が栄養がとれます。
作り方は、なべに牛のひき肉150g、よく洗った鶏ガラ2羽分、卵殻1個分、卵白1個分、にんじん、玉ねぎ、セロリなどの野菜を入れ、水10カップを加えて火にかけます。
アクをとりながら半量になるまで煮詰めます。
これをふきんでこして、塩などで薄く味をつけ、刻んだパセリを振りかけます。
キュウイの豆乳スープ
豆乳カップ1杯と、キューイフルーツ50gをミキサーにかけます。
これをなべで温めて、塩、こしょうで味つけします。
みそスープ
だし汁にみそを加えて、青み野菜を振りかけます。
以上が「下痢になってしまったら」についてでした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。