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虚弱な体質の子供には!~食生活を見直す!

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ご覧いただきありがとうございます。

今回は「体力のない子供には」のご案内です。

虚弱体質とは、一口でいうと、皆さんもご承知のとおり、体力がなくて疲れやすい状態のほか、食が細くて病気しやすい体質をいいます。

漢方では、虚弱体質のタイプを三通りに大別しています。

その一つは、生まれつき発育が遅れぎみで、体格もあまりよくないといわれるタイプです。

二つめは、食べものの好き嫌いがひどく、食がすすまないというタイプです。

三つめが、神経質で、かんしゃくを起こしやすく、いかにもやせているというタイプです。

漢方を利用する場合は、この三つのタイプによって、それぞれ処方も違います。

病気しやすい子供や、風の子といえない子供の場合には、次の食物療法を試されてはいかがでしょう。

 

 

病気しやすい子供に

ニンニク

ニンニクは、強壮作用のあることでよく知られています。

また、ニンニクを常食していると、からだの免疫力を高めてくれます。

そのほかにも、心臓を元気にする作用もあるといわており、血液の流れをよくして、新陳代謝を活発にします。

からだが弱く、病気にかかりやすい子供には、とてもよい食べものです。

ただし、ニンニクは刺激が強いので、子供には生のものは控えめにします。

カレーや炒めものなどに加えて、火を通して食べさせるとよいでしょう。

 

蒸し焼きに

ニンニクをアルミ箔で包んで、20分ほど蒸し焼きに。

これを毎晩、小学生は2片、幼児では1片ずつ食べさせます。

 

ハチミツ漬けや酢漬けに

広口瓶に薄皮をむいたニンニクを入れ、そこにハチミツをヒタヒタになるくらいまで注ぎます。

一か月ほど寝かせたら、ハチミツ漬けの出来上がりです。

これを毎日、小学生は2片、幼児では1片ずつ食べさせます。

すっぱくても平気という子供でしたら、ハチミツのかわりに、酢としょうゆ半々で漬けてもいいでしょう。

ただし、この場合は、目の弱い子には向かないといわれています。

 

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                                        黒ニンニク

 

「子供は風の子」といえない子供には

ニンジン

漢方では、ニンジンは薬効として、五臓を温める作用があり、からだを丈夫にする効果があるとされています。

昔から子供は風の子とよくいわれますが、体力がなく寒がりで、風の子といえない子供も少なくありません。

このような子供には、ニンジンを常食させてみてはいかがでしょう。

ニンジンには、カロチンが豊富に含まれているので、抵抗力が強まり、丈夫なからだをつくってくれます。

 

ポタージュにすると、たくさん食べられる

コメ(1/2カップ)をといだなかに、

適当な大きさに切ったニンジン(100g)を加えて、スープ(3カップ)を注ぎ入れて、やわらかくなるまで煮ます。

よく煮えたら、ミキサーなどですりつぶしてポタージュにします。

できればコメの代わりにゲンマイを用いるといっそう効果的です。

 

以上です。

少しでもお役にたてれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。