おねしょに!~おすすめしたいもの!
ご覧いただきありがとうございます。
今回は「おねしょには」のご案内です。
人間は3~4才で、排尿機構が出来上がります。
おねしょには、赤ちゃんのときからのおねしょ(一時性夜尿症)と、排尿機構が出来上がったのちに、起こるおねしょ(二時性夜尿症)との2種類あるといわれています。
子供が4歳になるころには、おねしょが少なくなる、といわれていますが、これには個人差があります。
小学校に入るまで、おねしょをするという子供も多いようです。
これは、環境からくるストレスなど、精神的なものが原因となっているともいわれています。
大切なことは、子供を叱らないことです。
また、このような場合には食物療法などで、気長に様子をみましょう。
ほとんどの場合は、何もしなくても思春期ごろまでには治ります。
おねしょの妙薬
ギンナン
古くから用いられていた、夜尿症の民間薬として、子供にギンナンを焼いて食べさせた、という話しがあります。
中国でもギンナンは、頻尿に効果的とされ、よく使われています。
しかし、注意したいことは、ギンナンを生で食べると、めまいやひきつけなどの中毒症状が起こる、といわれているますので、決して生で食べてはいけません。
加熱したものでも、子供が食べる量は、一日4個以内とし、多食させないようにします。
冷えのある子供に
もち米
子供がおねしょをするときは、手足が冷えるといった場合もあるようです。
からだの中から温める作用がある、といわれているもち米を食べさせるといいでしょう。
また、排尿を抑える作用もあるとされているので、できれば子供には、毎日でも食べさせたいものです。
もち米
古くから用いられている
カキのへたと種
カキの葉には、利尿作用がありますが、カキのへたには、おねしょを治す作用があるとされ、昔から民間療法として使われています。
へたは煎じて飲む
水400mlに、柿のへた(15g)を入れ、1/2量になるまで弱火で煎じます。
この煎じ汁を一日分として3回に分けて、空腹時に飲ませます。
渋柿の種を黒焼きにして黒焼きにした種の粉末を、一日3回、空腹時に飲ませます
精神不安定のおねしょに
オウギ(黄耆)
オウギは、中国産、マメ科のナイモウオウギやキバナオウギといわれる植物の根で、漢方薬の生薬として使われています。
オウギの煎じ汁は、夜尿症にたいへんよく効くとされています。
煎じて飲む
水400mlに、黄耆(10g)を入れ、1/2量になるまで弱火で煎じます。
この煎じ汁を一日分として3回に分けて、空腹時に飲ませます。
乾燥ヤマノイモ(10g)も一緒に入れて煎じると、いっそう効果があるといわれています。
以上です。
少しでもお役にたてれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。