じんま疹に効く!~野草・生薬とは!
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今回は「じんま疹に効く、野草・生薬」のご案内です。
じんま疹は、皮膚が急にかゆくなり、かくと赤くはれたり発疹ができます。
かゆみや、はれは、数十分もすれば消えていくこともあれば、時には、数日間続く場合や、再発して慢性化することもあるといわれてます。
原因となる食べもので、一番多いといわれているものは魚介類です。
じんま疹には、決まったものを食べると、必ず起こるアレルギー性のものと、古くなったものを食べたときに起こる一過性のものがあります。
アレルギー性のものには、熱や太陽光線、寒冷刺激、薬物などによるものや、精神的なストレスが原因で起こることもあるようです。
これの病気は、治りにくい病気のひとつとされています。
これらの療法には、主としてかゆみを止めるものと、解毒作用を利用するものがあります。
皮膚病の特効薬
サクラ
桜の木の甘はだ(内皮)は、皮膚病の特効薬として、昔から使われています。
じんま疹、水虫、はれものなどの皮膚病に、効果があるとされています。
甘はだを煎じて飲む
水600mlに甘はだ10gを入れ、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁を、2~3回に分けて1時間ごとに飲みます。
または、甘はだをすりつぶしたもの2gを、2時間おきに飲んでもいいでしょう。
急にじんま疹がでたときによく効きます。
葉を煎じて飲む
甘はだが手に入らなければ、葉を煎じても効果があります。
水600mlに葉10gを入れ、1/2量になるまで煎じます。
この煎じ汁を、2~3回に分けて1時間ごとに飲みます。
肝臓の弱い人のじんま疹に
カワラヨモギ
カワラヨモギは、漢方では生薬名を茵陳蒿(いんちんこう)といって、肝臓病によく用いられます。
このカワラヨモギは、肝臓の機能を補い、解毒作用によって症状を鎮めます。
煎じて飲む
水600mlに茵陳蒿(カワラヨモギの葉、茎、花を乾燥させたもの)15gを入れ、1/2量になるまで煎じます。
煎じた汁をこして、3回に分けて2時間ごとに飲みます。
かゆみがひどいときには、同時に、この汁で患部を洗うようにしてつけます。
慢性のじんま疹には、煎じ液を内服する
じんま疹ができやすく肝臓の弱い人は、毎日、煎じ汁を一日3回に分けて空腹時に飲みます。
これに併せて、木綿の袋に乾燥させた茎と葉20gを入れて、薬湯にするといいでしょう。
以上が「じんま疹に効く、桜の木・カワラヨモギ」でした。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。